仮想通貨大暴落!G20と広告規制が原因か

仮想通貨が国際問題に発展?!G20での会合開催か

昨日18日、仮想通貨市場が大混乱に見舞われた。時価総額ランキング第2位のイーサリアムを筆頭に、仮想通貨が軒並み暴落したのだ。

その主な原因は、日本時間今夜からアルゼンチンで開催されるG20と、世界的なIT各社が続けて仮想通貨の広告を禁止し始めた事に起因すると考えられる。

仮想通貨業界にとっては、非常に厳しい局面が続いている。

G20と仮想通貨広告禁止の影響

前述した通り、日本時間今夜からアルゼンチンのブエノスアイレスにて、G20(主要20ヵ国首脳会議)が開催される。

今回の議題としては、仮想通貨の国際規制や電子商取引の課税ルール変更など、仮想通貨業界にとっては向かい風となるものばかりだ。

当然、G20が出す結論如何では、今後の仮想通貨業界が大きく変わる可能性も十分にある。

特に今回のG20に関しては、開催前から既に仮想通貨に対して批判的な姿勢や発言が目立っている。

それだけに、投資家たちも将来的な規制を恐れ、市場で集中的に仮想通貨を売りに出す様子が目立ったというわけだ。

加えて、仮想通貨に否定的な流れは、世界的なIT企業の行動にも直結している。

FacebookやGoogle、最近ではTwitterが、続け様に仮想通貨の広告を禁止する発表をした事は記憶に新しいだろう。

これにより、各社が提供しているホームページやSNS上で仮想通貨関連の広告を出す事ができなくなり、世間の仮想通貨に対する考え方に変化が訪れている。

こうした仮想通貨に対するネガティブな動きが続いた事こそ、昨日の市場暴落につながったというわけだ。

実際に最も暴落した仮想通貨はイーサリアムで、最大で約20%の急落を記録。500ドル(約5万5,000円)の大台を割り、今年最低の価格を記録した。

その他の仮想通貨も平均して約10~15%近く下落し、一時的に仮想通貨市場は大混乱に見舞われた。

その後市場は今朝にかけて徐々に回復を見せていはいるものの、一時的なものなのかどうかはまだわからない。

繰り返し述べているように、今夜からいよいよG20が始まる。劣勢な仮想通貨市場は、どのようにこれから変化していくのだろうか。

世界が出す答えに注目が集まる。

ここまでの内容と考察

ここ最近マイナスな動きやリアクションが目立つ仮想通貨業界。

FacebookやGoogleといった名だたるIT企業が仮想通貨広告を禁止する事を公式に発表するなど、落ち込み気味の市場に拍車をかける行動が多いのは事実です。

また直近では、Twitterも仮想通貨広告を禁止する事を発表したといいます。

そんな中で今夜からアルゼンチンのブエノスアイレスにて、仮想通貨に関する議論をG20が展開していくとの事。

主な議題としては仮想通貨の国際規制や、課税ルールの変更など。いずれにせよ、従来よりも仮想通貨が制限される事は目に見えています。

G20の日程は前々から決まってはいたものの、かなり悪いタイミングが重なっているように思えます。

これからの仮想通貨業界は、まさに今夜から明日にかけて決まると言えるでしょう。

G20が出す答えに要注目です!

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