BTCが再び8,000ドルへ!仮想通貨市場が高騰した3つの理由

BTCが再び8,000ドルへ!仮想通貨市場が高騰した3つの理由

仮想通貨全体の市場は13日に大きな上昇を記録した。13日にはビットコイン(BTC)はたった30分の間で1,000ドル(約10万円)以上上昇した。

これにより、ビットコインは8,000ドル(約85万円)を超え、イーサリアム(ETH)は3月26日以来初めて500ドル(約5万円)を超えた。

仮想通貨総額の上位10通貨は全て上昇しており、全通貨とも12日から13日の1日で10%以上の値上がりを記録。

中でも、IOTAやEOSが最も上昇しており、24時間で35%以上の上昇した。

この価格の大きな上昇の一因には、先日公表されたイスラム法の許容内に仮想通貨は概ねあるというレポートの可能性がある。

しかし、他にも大きな影響を与えたと考えられる仮想通貨関連のポジティブなニュースが見受けられた。

ブルームバーグによると、ファンドストラット社のTom Lee(トム・リー)氏は仮想通貨急騰には以下の3つの理由があるという。

①サンタンデール銀行がリップルと提携し、ブロックチェーンに基づく国際決済サービスを立ち上げると発表したこと
②確定申告期限前の仮想通貨売却がほぼ終わりに来ていること
③価格の上昇によりショートポジションの決済がさらに加速し、買い圧力が高まったこと

この3つが組み合わさったことによって仮想通貨市場は全体的に大きく高騰したとのことだ。

他にも今週は1週間を通してウォール街の資金と才能が仮想通貨分野へ多く進出しており、これが仮想通貨市場に影響を与えている可能性もあるといわれている。

まず1つの要因には、億万長者で投資家のGeorge Soros(ジョージ・ソロス)氏が、自身のファミリーオフィスを通じ仮想通貨取引を開始する計画が報じられたこと。

2つ目の要因には、Rockfekker(ロックフェラー)氏のベンチャーキャピタル部門は、仮想通貨とブロックチェーンの開発を支援するために、コインファンドと提携した。

また、3つ目の要因として、ゴールドマン・サックス幹部が退職し、Michael Novogratz(マイケル・ノボグラッツ)氏が作る仮想通貨商業銀行に加わろうとしているという報道があった。

これらの報道が仮想通貨市場の大きな上昇に影響を与えた可能性は無視できない。

原典:「Crypto Markets See Steady Growth Following Yesterday’s Sharp Price Jump

これまでの内容と考察

12日から13日にかけて、仮想通貨市場で価格の急騰が観測されました。ビットコインは8万円台を超え、イーサリアムは2018年3月26日以来初めて5万円台を超えました。

市場全体が上昇しており、急騰の要因にはイスラム法において仮想通貨は許容内というレポートが発表されたことがあります。

また、それ以外にも今週にはウォール街から資金と才能が仮想通貨分野へ流れていることが起因していそうです。

イスラム法に仮想通貨が反していな場合には、約18憶人もの人々が仮想通貨市場に参入できることになります。

特に、サウジアラビアなどの中東原油国が市場に参入することになれば、より市場は活性化します。

仮想通貨と宗教の関係性には、まだグレーなところがあります。しかし、こういったグレーなところに光が差し込むことで、価格に影響がでそうです!今後も、要注意すべき内容です。