仮想通貨企業が銀行を超える！？ブロックチェーンのVCが断言

仮想通貨通貨を取り扱うベンチャー企業が銀行を淘汰するのも、どうやら夢物語ではないようだ。

先日、世界的に有名な組織であるブロックチェーンVC(ベンチャー・キャピタル)が、驚きの見解を示した。

彼らの見立てによれば近い将来、仮想通貨のベンチャー企業が既存の大手銀行を凌駕し、立場が逆転する可能性があると言うのだ。

特にニューヨークのウォール・ストリートに代表されるような投資銀行・ヘッジファンド等はその最たる例で、今後かなりの労力を強いられると指摘している。

彼らがここまで声高に危機感を煽るのには、昨今の仮想通貨市場の変化が激しい事が真っ先に挙げられるだろう。

例えば、世界一の投資銀行と名高いゴールドマンサックスグループは先日、時代に合わせて仮想通貨専用のデスクを設ける事を決定した。

競合他社が基本的に仮想通貨に疑念的・否定的で、なかなか動き出そうとしない中で、同グループの英断はかなり大きな意味合いを持つのではないかという。

今後仮想通貨の使用率・普及率が高まれば、早くから仮想通貨を取り扱っていた企業や銀行に勝機が訪れるのは当然の事と言えるからだ。

このような状況を踏まえて、ブロックチェーンVCのパートナーである、Spencer Bogart(スペンサー・ボガート)氏は、

「遅かれ早かれ、投資銀行をはじめとするウォール街の金融グループは、ゴールドマンサックスのやり方に追随する事となるだろう。

しかし、それだけでは不十分だ。

結局のところ、どこまで投資銀行が奮闘しようと、Coinbase(コインベース)やBinance(バイナンス)に代表されるような、大手仮想通貨企業の勢いには勝てない。

抜本的な改革抜きで、表面的な施策だけ打っているようでは、既存の金融業は仮想通貨企業に取って代わられる時が来るだろう。」

と、強気な予測を立てている。

今後ますます激化する仮想通貨市場の潮流に、果たして既存の金融グループ・各銀行は対応できるのか。

激流に飲まれ、そのまま淘汰されてしまうのか。

今後の金融業界全体の流れ・動向に注目が集まる。

ここまでの内容と考察

既存の金融業界地図が、仮想通貨の登場によって刷新されるのではないかという今回のニュース。

特に今では、時価総額で「兆」越えの大手仮想通貨取引所等も生まれてきているため、この流れはますます強まるのではないかと思われます。

既存の金融企業群が、仮想通貨を用いた新勢力に対してどれだけ対抗できるのかに注目が集まりそうです。

激しさを増す仮想通貨市場がどのように変動していくのか、今後も目が離せませんね！

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