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約1.3兆円規模の「Bitmain」がEOSのプラットフォームへ投資すると発表
- 2018/7/17
- 仮想通貨の最新ニュース
マイニング機器製造や大規模のマイニングプールを形成していることで有名な「Bitmain(ビットメイン)」社が今年から新たなビジネス戦略を繰り出している。
Coinbase、Binance、Rippleを遥かに上回る仮想通貨企業
戦略的投資家を募っていたEOS(イーオス)プラットフォームを提供するBlock.one(ブロック・ワン)社へ投資すると発表した。
今夏IPOを行い、12億ドル(約1.3兆円)規模の評価が予測されている仮想通貨業界最大企業Bitmainが投資をすることが明らかになった。
Bitmainの共同創設者兼CEOであるJihan Wu(ジハン・ウー)氏が分散アプリケーション(dApp)と商業用プラットフォームに焦点を当てているEOSの革新性について、
「イーオスのプロトコールは、ブロックチェーンが提供する革新的な技術の素晴らしい例。
高い性能を誇り、消費者用のアプリにも使用でき、ブロックチェーン技術の大衆への普及にも繋がるだろう」
と公式声明で発表した。
同社の投資に対して、Block.one社CEOであるBrendan Blumer(ブレンダン・ブルーマー)氏は、
「より安全でつながりのある世界を作り出すという我々の価値観に共感する戦略的投資家を歓迎することができて嬉しい」
と述べた。
Block.one株式の取得は、Bitmainがマイニング機器製造業と戦略的投資を2つの中核事業として、仮想通貨とブロックチェーン部門全体で拡大する意向に沿う。
同社は今月上旬に「Opera(オペラ)」と呼ばれるブラウザを開発したノルウェー企業へ5000万ドル(約56億円)を投資したことでも話題となっている。
今後も新たなビジネス戦略を展開するBitmain社へ世界中から注目が集まる。
原典:「$12 Billion Bitmain’s Second Major Investment in 2018 is EOS」
ここまでの内容と考察
ASIC機器を製造において、市場を独占しているBitmain社。
そんなBitmain社からの厚い信頼を得ているブロックチェーンスタートアップBlock.one社は、プラットフォームの開発、ICOプロジェクトへの投資、EOSエコシステムの形成など様々な活動を行い、仮想通貨業界を盛り上げています。
今後も仮想通貨業界をリードするこれら2社に注目していきたいですね。