ビットコインゴールドが、問題視されていたセキュリティ対策を実装!

ビットコインゴールドの価格が一日で62%の下落

ビットコインゴールドの主導者は、11月1日にビットコインゴールドが問題視されていた「リプレイアタック」に対する対策を実装したことを明らかにした。

リプレイアタックとは、分裂した後に2つのビットコインが等しい秘密鍵を保持しているために、片方のビットコインのみを送金した際に、その送金記録からもう一方の秘密鍵情報を盗むハッキングのことを言う。

リプレイアタックにより秘密鍵を盗まれてしまうと、送金していないほうのビットコインが知らぬ間に盗まれてしまうということが発生する。

これに対する対策「リプレイ保護」がビットコインゴールドに実装されていなかったことが問題視されており、ユーザーの資産を守るためにビットコインゴールドの付与を行わないことを発表していた取引所もあった。

今回、ビットコインゴールド開発側は「SIGHASH_FOrk_ID replay」と呼ばれるリプレイ保護対策機能の実装により、ビットコインゴールドの懸念点が払しょくされたため、ビットコインゴールドの付与に関する取引所からの発表が出てくるだろう。

11月16日には、ビットコインゴールドハードフォークに続き、SegWit2xハードフォークが予定されているが、Segwit2xに関してもリプレイ保護の機能が実装されていないことが問題視されている。

本日コインチェックがSegWit2xの開発の遅れを問題視し、リプレイ保護を実装しなければSegWit2xビットコインを付与、取り扱いしないことを発表した。

対応方針の詳細は下のようになっている。

・基本的には付与する予定
・付与の日時は未定
・付与数量は、コインチェックのウォレットに保存されているビットコインの総量と同量
・SegWit2xビットコインがリプレイアタック対策がなされなければ付与しない

原典:
ビットコインゴールド公式サイト
「SegWit2x」によるビットコインの分岐に係る対応方針について