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年内にビットコインの価格が50000ドル台に突入?!仮想通貨専門家が分析
- 2018/2/8
- 仮想通貨の最新ニュース
先日、ビットコインの価格がついに6,000ドル(約66万円)を下回った。それと同時に、仮想通貨市場全体の時価総額も、4,000億ドル(約44兆円)を割り込んだ。
だがその直後、米国規制当局がこの緊急事態に対して然るべき措置を取ると発表した事が好材料となり、市場は急回復した。
詳細データによれば、ビットコインはたった1日で約24.5%の回復を見せ、約8,387ドル(約92万2,570円)で取引されるようになった。
専門家の分析によれば、この驚異的な回復率(伸び率)は昨年を大きく上回っており、このままいけば年内には50,000ドル(約550万円)近くまでいくのではないかという。
それだけでなく、ビットコイン以外の仮想通貨もこれから大きく伸びる可能性も考慮すれば、仮想通貨市場全体の時価総額が1兆ドル(約110兆円)を超える事も十分射程圏内だと断言している。
この事について、大手仮想通貨取引所Gatecoin社の事業開発責任者であるトーマス・グリュックスマン氏は、
「仮想通貨取引の“規制”、”制度の改善”、”技術の発展”という3つが行われる事で、仮想通貨市場はこれまで以上に加速し、急激な回復や高騰がなされるだろう。」
と予測している。
またトーマス氏曰く、今年仮想通貨市場が再燃しない理由がないらしい。その証拠として彼は、最近注目を浴びている「ライトニングネットワーク」という技術環境を挙げている。
このライトニングネットワークとは、一言で言えば高速な決済環境だ。従来のネットワークをはるかに上回るスピード、まさに「ライトニング(カミナリ)」のような速度がウリである。
このライトニングネットワークが普及する事で、仮想通貨はこれまで以上に注目され、その価値が上がるのではないかというわけだ。
彼は仮想通貨市場にとってのプラス材料としてもう一つ証拠を挙げている。それは、ビットコインが大手の証券取引所で取り扱われているという事実だ。
実際にシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)やシカゴ・オプション取引所(CBOE)では先物取引が行われているし、最近ではNASDAQも取扱いを検討しているという。
ただ、いまだにビットコインのETF(上場投資信託)は存在しない。もしETFが存在すれば、直接的に通貨を購入せずともトレードする事も可能となってくる。
その意味では市場への導入が待たれるところであるが、これに関しては先日、米国証券取引委員会(SEC)の要請により、ビットコインETFの導入が見送られた。ETFに関してはまだ先の話になりそうである。
ビットコイン以外の仮想通貨も驚異的な伸びを見せる可能性
前述した通り、今年一年間でビットコインは5万ドル近くまで上がるという見方は優勢だ。しかし一方で、ビットコインそのものに既にそこまで価値が無いのではないかという見方もある。
今で言えばNEOやイーサリアムといった新しい機能・技術が搭載された仮想通貨の方がよっぽど価値があり、これからの成長も期待できるのではないかというわけだ。
カリフォルニアに拠点を置くデータ会社のHurcules Tech社CEOのミック・シャーマン氏はこの点について、
「NEOやイーサリアムなどのような新しい機能が搭載されている通貨は、これからスケールする上で非常に注目すべき通貨である。
まだ実用されていないものも中には存在するが、逆に言えばそれはこれから使用され、価値を得ていくのではないか。」
と言及している。
だが同時に、彼は「バブルの危険性」についても強調している。どこまでいってもリスクとは隣り合わせという事を、決して忘れてはならないだろう。
原典:「Cryptocurrency Markets Could Hit $1 Trillion and Bitcoin Price at $50,000 This Year, Experts Predict」
ここまでの内容と考察
数日前のどん底から回復して、仮想通貨市場は少しずつ元の好景気の状態に戻ろうとしています。
市場への見解は様々ですが、今回の記事では世間の反応をはるかに上回る、ビットコインが5万ドル台突入という予想をしています。
それだけ聞くとなんだか信じがたい気もしなくないですが、これだけの根拠があっての発言という事で、かなり期待できるのではないでしょうか。
最近はコインチェックの一件をはじめ、比較的暗いニュース続きだったので、今回のような報道があると気も晴れますよね。
今後のさらなる好材料に期待しましょう!