史上初!オーストリアの新企業がビットコインATMでライトニングネットワークを実現

国内のBitcoin ATMについて

オーストリアに拠点を置くとあるスタートアップ企業が、歴史的快挙を成し遂げた。

なんと、ビットコインATMを介してライトニングネットワークでの取引を成功させたのである。

ライトニング取引とは、仮想通貨の取引を稲妻(ライトニング)の如く瞬時に行えるようにした取引の事を指す。

Coinfinity社(オーストリアのスタートアップ)がライトニングネットワークを駆使した取引を成功させる

オーストリアのスタートアップ企業であるCoinfinity社は、元々ビットコイン用のATMを設置したり、独自の仮想通貨取引所を展開するなど、国内でも名が知れた存在であった。

そんな同社が今回、世界初のオフチェーン(ブロックチェーンの外側)でライトニングネットワークを駆使したATM取引を可能としたのだ。

 

Coinfinity社は取引実験を社内で成功させた後、Youtubeに取引方法に関する上記の動画を投稿し、これにより世間からの注目を一気に集める結果となったのである。

ソフトウェアへの機能搭載を待たずして、ライトニングネットワークを構築

前述の通り、ビットコインをはじめとする「ブロックチェーン」を利用した取引は現在、回線混雑等の影響で非常に遅いと言われている。

こうした混雑を解消するには、長い時間をかけて改善していく必要があると考えられていた。しかし今回、Coinfinity社が構築したライトニングネットワークはその懸念を一気に吹き飛ばしたのだ。

Coinfinity社が構築したライトニングネットワークにおける取引は、瞬時に実行されるかつ、非常に安価で行う事が可能である。

このメリットを最大限活かすことで、ビットコインが再び少額送金・決済に適合した通貨として、日の目を見る可能性も出てきた。まだリリースして間もなくにも関わらず、同ネットワークには既に約395人ものノードと1,000を超える決済チャネルがが集まっていると言われる。

ちなみに、時価総額世界4位の仮想通貨である「ビットコインキャッシュ」のノード数は、約1,197人。これを見れば、どれだけ多くの人から期待されているネットワークであるかがわかるだろう。

ビットコインキャッシュ

引用:LN Mainnet Nodes

また今から約1ヶ月前には、早速このライトニングネットワークにて、現物取引を行う者も現れた。

Coinfinity社は既にサービス(ネットワーク)のβ版も開発しており、今後ますます発展が見込まれている。だが、メリットばかりでは物事は成立しない。注意事項も当然ある。

それは、今後更にCoinfinity社のライトニングネットワークが発展し、取引スピード等が上がっていったとしても、それに対応するソフトウェアがなければ何の意味もないという事だ。

本末転倒とならぬよう、気をつけたいところである。

原典:「Austrian Startup Completes First Lightning Transaction on a Bitcoin ATM ()」

ここまでの内容と考察

ビットコインの送金・決済に関する問題は、最近とても話題になっていましたよね。
通貨の価格が急上昇してしまった事で、それに比例して送金・決済の際の手数料が高騰し、利用者を圧迫する結果を招いていました…。

そんな中でのこのニュース。

ライトニングネットワークを上手く駆使すれば、また本来的な用途でビットコインが使用されるシーンも増えてくるかもしれません。
今後のさらなる発展に期待ですね!


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