仮想通貨リスク(Lisk)の仕組みと特徴を大解説

サイドチェーンを使った安全性が高い仮想通貨とは?

「リスクってどんな仮想通貨なんだろう…」

「今後どうなるのかな?」

リスクに興味があるあなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか?現在時価総額29位のリスク(Lisk)は他の仮想通貨にはない高い安全性で、マイクロソフトやAzureといった多くの有名企業から出資されている仮想通貨です。

そこで今回は、大手企業から出資を受けている将来性の高い仮想通貨「リスク(Lisk)」の仕組みや特徴、そして取り扱える取引所について大解説していこうと思います!

リスクに興味がある方、もしくは購入してみたいという方は必見です!

そもそもリスク(lisk)ってどんな仮想通貨なの?

仮想通貨「リスク(Lisk)」は2016年5月に誕生した仮想通貨で、イーサリアムと同じく「スマートコントラクト」が特徴となっています。

スマートコントラクトというのは、「取引条件」と「契約内容」を同時にブロックチェーンに書き込めるシステムです。ん?どういうこと?と思う方もいるのではないでしょうか?

一番身近なもので言えば、自動販売機にもスマートコントラクトが使われています。

このように「150円を入れる」という取引条件を満たすことによって、「ジュースが出てくる」という契約内容が達成されます。このスマートコントラクトは取引に人間が必要なく、しかも取引内容を半永久的に保存できるようになったのです。

そんなスマートコントラクトを基本的な仕組みとしているリスクは主に金融業界や大手企業から注目を浴びており、中でもマイクロソフトやデロイトといった大手企業が出資しています。

スマートコントラクトといえば現段階ではイーサリアムのシェアが大きいですが、いずれはリスクの方が大きくなってくるのでは?と言われています。その理由は、リスクは「サイドチェーン」を使って高い安全性を実現しているからになります。

では高い安全性を実現するサイドチェーンとは一体何なのでしょうか?

そこで次に、サイドチェーンをはじめとしたリスクが持つ2つの特徴について詳しく見ていきましょう。

liskが持つ2つの特徴を解説

Liskの持つ2大リスク

ここではリスクが持つ特徴として、「サイドチェーン」と「フォージング(鋳造)」がありますのでそれぞれ見ていこうと思います。

安全性が高い「サイドチェーン」

リスクが持つ最も大きな特徴ともいえるのが、この「サイドチェーン」です。サイドチェーンというのは、メインのブロックチェーンとは別にサブの分散型アプリケーションにチェーンを作成することです。

分散型アプリケーションというのは、1つ以上のローカル(またはリモート)クライアントが、ネットワークで接続された複数のサーバと通信できるアプリケーションのことを言います。これを「Decentralized Applications」といい、「DApps(ディーアップス)」と呼びます。

つまりメインにブロックチェーンに取引記録を書き込んでいくのではなく、それぞれのDAppsにそれぞれチェーンを作成する仕組みになっています。メインのブロックチェーンだけを使用するのではなくサブのチェーンを複数使用することによって、取引の処理能力が大幅に向上したと言います。

さらにリスクプラットフォームの開発言語には「Javascript」が使われています。

開発者にとって比較的馴染みがあるJavascriptを使用しているので開発者が参加しやすく、またプログラムに問題が起きても早急な対処が可能となっているのです。

マイニングにあたる「フォージング(鋳造)」

「フォージング(鋳造)」というのは、ビットコインでいう「マイニング(採掘)」にあたるブロックの承認作業のことをいい、リスクでは「DPoS(Delegated Proof of Stake)」というアルゴリズムを使用しています。

DPoSというのはDAppsの開発者が取引の承認者を選び、その承認者のみがブロックの承認を行うという仕組みになっています。
選ばれた承認者のみがブロックの承認を行うことによって承認速度が10秒で済むようになったので、スムーズな取引ができると言えますね。