カルダノエイダコイン(CardanoADA)の仕組みや特徴を大解説

カルダノエイダコイン(CardanoADA)の仕組みや特徴を大解説

上場したカルダノエイダコインを徹底網羅

今回は今話題の仮想通貨「カルダノエイダコイン(CardanoADA)」についてまとめていきます。

「カルダノエイダコインってどんな仮想通貨なの?」

「なんでこんなに話題になってるの!?」

仮想通貨市場を賑わせているカルダノエイダコインは2016年から発表があったもののなかなか公開されず、一時は批判を受けていました。そんなカルダノエイダコインは先日クラウドセールを経て遂に上場し、価格が一瞬で40倍にも跳ね上がりました!

そこで今回は、そんな注目を浴びているカルダノエイダコインの基本情報や他にはない魅力、そして今後の予測についてまとめていこうと思います!

早速、カルダノエイダコインの基本情報から見ていきましょう!

そもそもカルダノエイダコイン(CardanoADA)とは?

「カルダノ・エイダコイン(CardanoADA)」は、「カルダノ」というカジノゲームプラットフォーム内で利用・発行される「ADA(エイダ)コイン」のことを言います。

そんなADAコインは、時価総額2位のイーサリアムなどの開発に関わり、「仮想通貨の第一人者」とも言われているチャールズ・ホスキンソン氏によって手掛けられた仮想通貨です。

元々2016年12月に公開予定だったカルダノエイダコインは、長い延期を経て9月29日に一般公開され、取引所での売買開始は10月2日にスタートしたばかりですが、ホスキンソン氏が手掛ける仮想通貨だけあって注目度は非常に高く、既に仮想通貨界隈では話題の仮想通貨となっているのです。

一般的に「カルダノエイダコイン」と呼ばれていますが、少しややこしいと思うのでわかりやすくADAコインとカルダノがそれぞれどんなものなのか見ていきましょう。

ADAコインとは?

ADAコインは、株式会社アテインコーポレーションが発行している仮想通貨で、ブロックチェーンを基本的な仕組みとしています。

先ほども触れましたようにチャールズ・ホスキンソン氏が手掛けており、時価総額ランキングでは「カルダノ(ADA)」と表記されています。

ちなみにADAコインの名前の由来は、19世紀に世界で初めてコンピュータープログラムを記述した天才貴族女性「エイダ・ラブレス」だと言います。

1980年代にはアメリカで「ADA(エイダ)」というプログラミング言語が作られるほどで、ADAコインもこれにちなんでいます。

カジノゲームのカルダノ(Cardano)

カルダノとは、オンラインカジノやゲームを扱うゲームプラットフォームのことをいいます。

実はオンラインゲームやオンラインカジノの裏では、少なからずユーザーが負けるように不正なプログラミングがされており、知らずのうちにフェアでない環境でプレイさせられているのです。

カルダノはこうした不公平なゲーム環境を改善するために誕生したプラットフォームで、このカルダノ上で利用されている基軸通貨がADAコインなのです。

さて、ここまでカルダノエイダコインの基本について紹介してきましたが、そんなカルダノエイダコインにはどんな特徴や魅力があるのでしょうか?

他にはない特徴や魅力

カルダノエイダコインには、ADAコインのウォレット「Daedalous(ダイダロス)」とスマートコントラクト「Plutus」の2つの特徴がありますので、それぞれ見ていきましょう。

ADAウォレット「Daedalous(ダイダロス)」とは?

ダイダロスはADAコイン以外にもイーサリアムやビットコイン、そしてイーサリアムクラシックも管理することができるウォレットで、圧倒的な送金速度が大きな魅力です。

このダイダロスは将来的にゲームプラットフォームとの連携も予定されており、様々なオンラインゲームで獲得したコインを直接ウォレットに送金できるようになるそうです。

また今後デビットカードとの連携予定もあるらしく、ダイダロスの利便性をどんどん追及していく予定です。

スマートコントラクト「Plutus」とは?

またカルダノエイダコインはスマートコントラクト「Plutus」を利用することができ、各国の税金スキームやガバナンス、コンプライアンスといった複雑な契約も管理できる高付加価値対応スマートコントラクトです。

ちなみにスマートコントラクトというのは、「契約条件」「契約内容」をブロックチェーン上に同時に管理・実行できるシステムで、イーサリアムが元となっています。

身近な例だと自動販売機。自動販売機はお金を入れると任意のジュースが出てきますよね。これは実は「お金を入れる」という契約条件と、「ジュースを出す」という契約内容が自動で行われているのです。

カルダンエイダコインのスマートコントラクト「Plutus」は、カルダノ・コントロールレイヤー(CL)というアプリケーションによって、さらに複雑で高度な契約を瞬時に記録・実行することができるとして非常に注目を集めているのです。

チャートや価格から見るADAコインの今後

ここまでカルダンエイダコインの基本情報や特徴についてみてきました。次にここでは、チャートや価格から今後カルダンエイダコインがどうなっていくのか予測していきましょう。

カルダンエイダコインは時価総額6~10位を推移しており、1ADA=0.5ドル(約60円)を推移しています。

ボラティリティ(価格の変動性)が非常に高く、bittrexで上場された瞬間に約40倍にまで高騰し、その後短期投資家による大量の売りで再び大きく下落したといいます。

ちなみにカルダンエイダコインは、ICOで約60億円の資金調達に成功したらしく、過去最高額の資金調達をしたイーサリアムのICOを大きく上回ったと言います。