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OKWaveが香港の企業と提携し、ICO関連事業を開始
- 2017/10/12
- 仮想通貨の最新ニュース
日本最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」が運営する株式会社オーケイウェイブは香港のToken News HK Limited社と業務提携をし、ICOを行うと発表した。
それに伴ってOKWAVEのサイト内に、ICOに関する情報サイト「OKWAVE ICO NEWS」を開設。ここではToken News HK Limited社が配信するICO情報や最新トレンド、そして分析レポートなども掲載するという。
現在Token News HK Limited社は、委託先としてICOへ参加したい先進的な日本企業の総合窓口を募集しており、10月17日を目安に窓口を開設する。
OKWAVEの取締役 松田元氏は、
「この度リリースするトークンニュース「OKWAVE ICO NEWS」において、世界各国、そして最先端のICOに関するニュースを展開する予定です。今までQ&Aサービスを提供してきた当社の価値観をもとに、厳選したICOのニュースを展開していきます。」
と述べている。一方Token News HK Limited社の代表取締役社長 杉浦有哉氏は
「ブロックチェーン専門のリサーチチームとともに、プロジェクトに関する様々な情報を蓄積し続けます。そしてこの情報を基にそれぞれのプロジェクトを比較・分析を行い、顧客に対して付加価値の高い情報を配信することによって企業としての信用も付けていきます。」
と話している。
現在ICOは世界に400以上の市場があると言われており、既に3,000以上のトークンが発行されている。
日本国内ではOKWAVEが出資するテックビューロ株式会社がICOソリューション「COMSA」を発表し、大きな反響を呼んでいます。OKWAVEとToken News HK Limited社はICOに関わる正しい知識を日本に普及させること、そしてICOの参加や実施を促進することを目的としている。
原典:「香港のToken News HK Limited社とICOに関する業務提携」
ここまでの内容と考察
OKwaveがICOに関する情報サイトを設立する。窓口の開設は10月17日を予定しています。
株式会社オウケイウェイヴの取締役、兼元氏は、テックビューロ株式会社が設立したICOプラットフォーム「COMSA」の開始と同時に発足したICO協議会に、委員として参加するなど、ICOに注力していることがわかります。
今後は、COMSAとOKwaveが提供する予定の情報サイトとの提携などもみられるようになるのではないでしょうか。
また、OKwave自身がICOプラットフォームを設立したり、ICOを自社で行ったりなど仮想通貨業界に進出していくことも考えられます。
一方で、Token News HK Limited社は、富裕層が多い香港においてICOに関するコンサルティングを行っているという事ですが、少し謎に包まれた会社ではあります。
ただ、OKwaveが提携するというだけあって、ICO案件を引っ張ってくる人脈や顧客リスト、ICOに関するノウハウや知識は豊富にあるのでしょう。今後、日本でもICOが盛り上がってくる可能性もあります。