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ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」がアメリカで購入禁止に!
- 2018/3/27
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仮想通貨「ペトロ」は、2月にベネズエラが発行した世界初の独自仮想通貨である。
そんなペトロは、ベネズエラの保有する石油に裏付けられた通貨で、大きな注目を浴びていた。
しかしアメリカのドナルド・トランプ大統領はペトロを購入することを禁止。
ベネズエラにとって今回のトランプ大統領令発令は非常に痛手だ。
なぜなら今回のペトロは、ベネズエラの経済危機を解消するための通貨であり、発行するデジタルトークンを通じて、外貨準備高の押し上げを狙っているからだ。
つまりアメリカでペトロが取引禁止になると、ペトロは通貨として失敗する可能性が高まる。
ちなみにトークン購入には米ドル、ユーロ限定で取引することが決まっている。
当初の狙いとしては外国人投資家をターゲットにしていたが、今回のトランプ氏の大統領令によって、アメリカの大部分の投資家を失うことになった。
さらにベネズエラは、外貨購入を禁止されているので、ベネズエラの市民がペトロに参加することは不可。当初から詐欺のような通貨といわれていたペトロだが、ますます信用を勝ち取るのは難しくなった。
原典:「Trump Prohibits U.S. Purchases of Venezuelan Cryptocurrency」
ここまでの内容と考察
ベネズエラが発行した世界で初めての独自通貨ペトロは、豊富な石油資源に裏付けされた通貨として注目を浴びました。
その後、金を裏付けられたペトロゴールドも発行するなど、経済破綻した国を立て直す戦略を打ち出し、多くの資金を集めています。
しかし今回トランプ氏がペトロの取引を禁止したことでこの通貨の未来がなかなか厳しくなってきました。
今後どのようにベネズエラの仮想通貨が進展していくのかに注目しましょう!
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