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米国証券取引委員会(SEC)が新たな試み!ベンチャー企業を一斉調査
- 2018/3/18
- 仮想通貨の最新ニュース
アメリカの仮想通貨業界に、また新たな動きが発生した!
先日SEC(米国証券取引委員会)が、アメリカ国内の仮想通貨ベンチャー企業数十社を対象として、一斉調査を開始したと発表したのだ。
最近何かとトラブルが頻発している仮想通貨業界を調べるべく、ついにSECが動き始めた。
数十社に及ぶ調査
SECの今回の調査では、主に仮想通貨ベンチャーの中でも、いわゆる「ICO」に関連する事業内容の企業を中心に調べを進めているという。
その中で連邦証券取引法に抵触している企業はないか、くまなく精査している。
今回の調査に関してSECの担当者は、
「最近特に違法なICO案件が急増しているため、ICO関連の企業は細心の注意を払いながらチェックしていきたい。今後仮想通貨市場はより厳格な規制が敷かれる対象になるだろう。」
とコメントしている。
ICO監視の限度
SECは、既に繰り返し述べてきた通り、これからますます仮想通貨市場の監視、その中でも特にICOへの警戒の姿勢を強めていく方針だ。
しかしこの風潮は、決して良い事づくめではない。
そう簡単にICOができなくなることで、これからICOを考えている企業が仮想通貨業界に参入しづらくなる。
また当然の事ながら、SECの認可が下りなかった既存の企業から、あぶれる人が生まれてしまう可能性も十分に存在する。
こうしたリスクを考えた時に、仮想通貨をますます厳しく取り扱っていく事が、一概にすべて良い事だとは言いにくいだろう。
うまい塩梅を考えて、これから仮想通貨市場を統治してもらう事が望まれる。
ここまでの内容と考察
アメリカの仮想通貨市場を統治しているSEC(米国証券取引委員会)がこの度、新たに数十社に及ぶ仮想通貨ベンチャー企業を調査し始めた事を発表しました。
これまでの対策に加えて、これからの調査では特に「ICO」をキーワードとして規制をしていくとの事。
たしかにICOは今や誰しもが簡単に行う事ができ、資金調達としては抜群に簡単で便利な方法です。
しかし、その分詐欺件数も急増し、ICO詐欺で損をしたという声も増えてきたように思えます。
それだけに、今回のSECの調査開始アナウンスは、皆さんにとって心強いのではないでしょうか。
たしかに規制のしすぎは毒ですが、それでもバランスを考えて行う分には推奨されるべきですよね。
今後のSECの調査、そしてその結果から目が離せませんね!
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