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国内初の県警が摘発?2,500万円相当のリップルが不正送金へ
- 2018/2/22
- 仮想通貨の最新ニュース
福島県警は20日、福島県在住の50代女性が仮想通貨の不正送金される被害に遭ったことを発表した。
今回不正出金された通貨は「リップル(XRP)」で、なんとその額は2,500万円相当に上る。
県警生活安全課によると、2月6日に女性の口座からほぼ全額のリップルが別の口座に送金されていた。
そんな不正に送金されたリップルはまだ現金化は確認されていないという。
不正送金の被害に遭った女性は、不正出金から1日後に県警に相談。
県警が仮想通貨の不正送金を把握するのは初めてのことだ。
また県警生活環境課は、
「利用者は送金時の2段階認証や安全性のレベルを高くしてほしい」
と再発防止を願った。
ここまでの内容と考察
今回の事件で犯人は、ユーザーのセキュリティ対策への甘さに付け込みました。
取引所ではログインパスワードのほかに二段階認証を行っています。
ログイン時や今回起きた送金時に別の端末で認証しないと送金できない仕組みになっているので、セキュリティのレベルは上がります。
ちなみに今回のような仮想通貨の不正ログインによる仮想通貨の送金の被害は増えていて、2017年1月~7月で合計約7,650万の被害額に上るといいます。
予てより言っていますが、やはりご自身の資産はご自身で大切に管理する必要性があり、取引所ではなくハードウォレットでの管理が良いかもしれませんね。