マネックスが仮想通貨で米国進出を検討?コインチェック買収で拡大狙う

マネックスグループの松本大社長は、米国で仮想通貨事業への参入を検討していることを明らかにした。

公式のインタビューで松本社長は、米国における「仮想通貨の法的枠組み」に対して、

「仮想通貨における画一的なルールが定まっていないようだ。

また州ごとにルールも異なるため注意深く調査している」

と、慎重な調査を進めていることを念頭に置きつつ、進出に意欲を見せた。

ちなみに現在仮想通貨を巡っては、世界的に規制が強化される傾向にある。

それにも関わらず松本社長が米国参入に意欲的なのは、仮想通貨市場において日本は米国型の法整備を行う、と考えているからだ。

日本ではまだ仮想通貨における確固たる法整備が定まっておらず、仮想通貨の中心である米国の法整備に倣うことはある種必然の流れとも言える。

また今年4月に同社は、仮想通貨の不正流出問題を起こした仮想通貨取引所であるコインチェックを買収している。

傘下に置くコインチェックの再建に向け、セキュリティ強化や法令順守体制の再構築を進めているようだ。

ここからコインチェックの再建により、仮想通貨交換業者の登録承認を視野に入れ、新たな収益の柱に育てようとする姿勢も伺える。

主力の証券業務との連携も含め、マネックスグループは仮想通貨を筆頭に海外事業の進出を図っている模様だ。

原典:「マネックスは仮想通貨で米国進出を検討、コインチェック買収で動く

ここまでの内容と考察

マネックスグループが米国での仮想通貨事業への進出の意欲を明らかにしました。

同社と言えば、本文にも書いてありますが、今年4月に仮想通貨取引における国内最大手のコインチェックを買収しましたね。

傘下に置くコインチェックの再建を行っており、これを機に海外事業への進出を図っているようです。

このような大手ネット証券会社が仮想通貨事業に参入となると、これから更に仮想通貨業界に注目が集まりそうです。

今後のマネックスグループの仮想通貨事業への進出には目が離せませんね。