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台湾マイクロソフト、ブロックチェーンの事業提携を発表!
- 2018/7/4
- 仮想通貨の最新ニュース
台湾microsoft(マイクロソフト)は、 中国の「Digital China (デジタル・チャイナ)」と「High Cloud(ハイ・クラウド)」との事業提携を発表した。
今後、ブロックチェーン技術を使った新たな変革を金融や電子取引、エンターテインメントなどの業界で起こしていきたいとしている。
台湾マイクロソフトのゼネラルマネージャーである孫基康氏は、
「マイクロソフトのAzureを導入することで、デジタル・チャイナのブロックチェーンサービスは、大幅にセキュリティーと処理速度を向上する。」
と述べた。
アジュールは、マイクロソフトのクラウドサービスであり、グローバルネットワークを使ったサービスの構築から管理までを行うことができる。
また、孫基康氏は
「台湾には一流の技術と才能があり、彼らのイノベーションを過小評価することはできない。それと同時に、優位な地理的条件や研究開発の基盤も揃っている。」
とコメントした。一方、デジタル・チャイナの創業者である孫茳濤氏は、「ブロックチェーン業界のゴールドマンサックス創始者」と呼ばれている。
ブロックチェーンは、IoTやAI、バイオメトリクスと組み合わせることが必要だという持論を持っており、今回の提携を台湾市場でブロックチェーンビジネスを拡大する良い機会と捉えている。
またハイ・クラウドの吳潔夫氏は今回の提携がベストモデルであるとしている。
ハイ・クラウドは、企業が持つネットワークやサーバーを管理するMSP(マネジメント・サービス・プロバイダー)を行う会社である。
そこで、マイクロソフトのクラウドサービス、デジタル・チャイナのブロックチェーン技術、ハイ・クラウドのMSPを組み合わせることで、理想的な形が生まれると吳潔夫氏は考えているのだ。
今回の提携は主にアジア太平洋地域をターゲットにしたものとしているが、3社は今後、世界のその他の地域にも影響を与えるものにしていきたいとしている。
原典:「Microsoft Launches Enterprise Blockchain Partnership in Taiwan」
ここまでの内容と考察
台湾マイクロソフトが、ブロックチェーンの事業提携をしたという今回のニュース。
マイクロソフトは、先月も世界4大会計事務所の一角であるEY(アーンスト・アンド・ヤング)と提携を結び、著作権使用料を管理するブロックチェーンソリューションを開発すると発表しています。
このように今後もマイクロソフトは、ブロックチェーンプラットフォームの開発に力を入れていくと考えられます。
これからのマイクロソフトの取り組みに期待していきましょう!