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マーシャル諸島が国の仮想通貨「ソブリン(SOV)」を発行!?
- 2018/3/2
- 仮想通貨の最新ニュース
ハワイとグアムの中間ほどに位置する29の環礁と5つの島で成るマーシャル諸島共和国が独自の仮想通貨「ソブリン(SOV)」を発行することが分かった。
政府当局者によると今週、同国議会で仮想通貨ソブリンの作成を指示したという。
現在マーシャル諸島は公的通貨として米ドルを使用。つまり今回の仮想通貨ソブリンが発行された場合、マーシャル諸島内では米ドルと一緒に流通するという。
David Paul(デイビッド・ポール)大統領補佐官はブルームバーグに対して新しく発行されるソブリンは2018年末に登場することを明らかしており、
「国の長期的なニーズを具体的にターゲットとする」
と述べた。
一方でソブリンは比較的規模が小さい島の通貨なので島民のニーズを対処する予定だという。
報告書によるとICOから調達された資金は過去にアメリカが行った核実験の被害者の医療費に充てられるだろう。
Hilda Heine(ヒルダ・ハイネ)大統領はこの通貨について、
「これは私たち国民にとって歴史的瞬間であり、最終的には米ドルと一緒に自国の通貨を発行して使用するさろう。私たち国家の自由を明確にするためのステップになる。」
このように発言した。
ここまでの内容と考察
記事にもありましたが、ベネズエラ、トルコ、イスラエルで国家の仮想通貨が発行されるなど国が発行する仮想通貨に注目が集まっています。
今回の仮想通貨ソブリンは国自体が小さく、国民の数が53000人なので国民にメリットがあればすぐに使用されていくでしょう!
仮想通貨は簡単に経済圏を作ることができます。それが小さい国や地域であればなおさらです。
今後も様々な国が自国の仮想通貨を発行していくことが見込まれますので、今後の世界の動きにも注目ですね!