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億万長者Mark Cuban氏「投資家がビットコインに投資するなら10%にするべきだ」
- 2017/10/23
- 仮想通貨の最新ニュース
世界的な億万長者Mark Cuban(マーク・キューバン)氏が著した「豊かになるマーク・キューバの手引き」によれば富を築く最善の方法は非常にシンプルで、クレジットカードの利用を避け、現金一括で購入。そしてアメリカで一般的なオープンエンド型投資信託に投資することだと記されている。
Cuban氏はまた
「投資資金の10%ほどでビットコインやイーサリアムを購入するのも良いだろう」
とも述べているが、これに対し世間は疑問を浮かべている。というのもCuban氏はもともとビットコイン懐疑論者であり、仮想通貨を単なるバブルでしかないと主張していたのだ。
Cuban氏いわく、この主張は変わっていない。先日ビットコインに6,000ドル以上の高値がついたとしてもこれを革新的な資産ではないという。
しかしCuban氏は最近BitcoinETNといくつかのICOに参加しており、リスクを冒しても良いという投資家はICOなどに投資すべきだとも述べている。
ETNとは上場投資信託、指標連動証券のこと。上場している投資商品に連動して価格が変動する。
bitcoinETNとはつまり、ビットコインの価格に連動して価格が変動する投資信託のこと。
ただCuban氏は
「いずれにせよ仮想通貨への投資は10%に抑える」
と述べており、仮想通貨を購入するためにほかの資産を換金したり、わざわざローンを組んで融資を受けたりはすべきでないと主張している。
原典:「‘True Adventurers’ Should Invest 10% in Bitcoin, Says Billionaire Mark Cuban」
ここまでの内容と考察
キューバン氏は、ビットコインETNに参加したことで、最近話題となりました。有名な仮想通貨投資家の一人と言えます。
そのキューバン氏が全資産の10%までしか仮想通貨に投資することはできないと述べています。
それもそのはずで、彼は莫大な資産を持っているので分散投資が必要となってきます。
ただ、数十万、数百万と貯金しかないという人とは話が別です。
数十万円しか貯金がないのにその10%しか仮想通貨に投資しないとなると、上昇し続けている仮想通貨に投資しても利益は非常に小さくなってしまいますよね。
資産を多く持っている方であれば分散投資が必要ですが、数十万円、数百万円の貯金ということでしたら、その半分を仮想通貨にいれてもよいのではないかと思います。
情報収集を怠らず、購入時期と売却時期の見極めをしっかりと行えば、今の仮想通貨市場の流れだと損する可能性は低いのではないでしょうか。