- Home
- 韓国政府、仮想通貨に関する緊急会議を開催。全面禁止の噂はデマか?
韓国政府、仮想通貨に関する緊急会議を開催。全面禁止の噂はデマか?
- 2017/12/14
- 仮想通貨の最新ニュース
韓国政府は、ここ1ヶ月の仮想通貨市場の盛り上がりに応じて、仮想通貨に関する緊急会議を13日に開催。この会議での決定事項は15日に発表されるという。
元々韓国では仮想通貨が異常な盛り上がりを見せており、10月にも一度韓国記入規制当局は、ICOの禁止を発表。
また、韓国の金融規制当局は、詐欺のリスクがあるとして、あらゆる形の新規仮想通貨公開(Initial Coin Offering:ICO)を禁止すると発表しました。
CNET(https://japan.cnet.com/article/35108084/
ロイター(https://jp.reuters.com/article/south-korea-virtual-currency-idJPKBN1E706A
そん中の今回の仮想通貨に関する緊急会議の開催である。韓国の規制当局の関係者は、規制を強化すると述べています。
ロイター(https://jp.reuters.com/article/south-korea-virtual-currency-idJPKBN1E706A
ロイター(https://jp.reuters.com/article/idJP00093400_20171213_03520171213
ここまでの考察
韓国人の仮想通貨への投資は日本と同様に大きく盛り上がっています。ビットコインの取引高は日本が70%を占めていますが、時価総額第二位のイーサリアムと時価総額第四位のリップルの取引高の半分以上が韓国の取引所で行われていることもあるほど。
今、日本市場と肩を並べるほど注目をあびている仮想通貨市場が韓国なのです。
韓国において仮想通貨が全面禁止される噂はデマ?
韓国の規制当局が、仮想通貨を全面禁止にするということはないという発言をしています。
まとめ
韓国では現在、ICOが禁止されており韓国国内でICOに参加することができません。ただ、規制をうまくすり抜け、韓国初のICOは出てきており、日本や香港などの投資家を集めているのも事実。
このような状況で、仮想通貨に関する規制を韓国政府が発表したところで、すべてを止めることはできなさそうです。
ただ、15日に韓国政府の仮想通貨に関する発表があるので、注視はしておかなければいけません。というのも、仮想通貨全面禁止を発表する可能性はゼロではないからです。
もし、本当に韓国の市場が閉鎖されることになれば、一時的ではあるものの仮想通貨全体の価格は大きく下落することになります。
今のところ、価格が下がっているということがないですが、危険を察知した投資家が一旦法定通貨に資金を移すことで、本日中に仮想通貨の価格が全体的に下げ始めることも考えられます。
仮想通貨は、国境を考えずに取引可能という点が大きな特徴の一つです。管理人としては、どこかの国一つが規制を発表したところで、すべてを禁止することはできません。
世界全体で仮想通貨禁止の流れが作られるということがない限り、仮想通貨の勢いは続くのではないでしょうか。
バブル崩壊は、政府の規制強化からはじまるというのが歴史を見ると明らかですが、個別の国が規制を強化したところでびくともしないのが仮想通貨と言えます。