仮想通貨交換業者が新規で登録、金融庁が発表!Coincheckは今だ承認されず

12月1日、金融庁が新たに4社の仮想通貨交換業者登録業者を発表した。

新たに登録された取引所運営企業は以下の4社である。

・株式会社東京ビットコイン取引所

・株式会社ビットアルゴ取引所東京

・エフ・ティ・ティ・株式会社

・株式会社Xtheta

これに伴い金融庁承認積みの仮想通貨取引所は、世界トップの取引高を誇るBitFlyerを含む、15社となった。

今だ承認されないCoincheck

日本国内第二位の人気を誇る仮想通貨取引所Coincheckが、9月の発表に引き続き今回の発表でも金融庁から仮想通貨交換業者に登録されなかった。

要因は取り扱い仮想通貨の種類であると考えられている。Coincheckは、MoneroやLiskといった匿名性の高い仮想通貨を取扱っており、マネーロンダリングの懸念から金融庁から承認が下りていない。

元々仮想通貨は匿名性が高く、個人情報を登録せずとも取引、送金が可能であるが、金融庁に登録されるためには個人情報登録をユーザーに課すことが求められている。

しかし、匿名性の高い仮想通貨は、他の仮想通貨と異なり、取引履歴が公開されないため、金融庁も取り扱いが難しくなる。

Coincheckの社長は「金融庁と前向きに議論を進めている」と述べているが、まだ議論がまとまっていないよう。

日本の仮想通貨取引所が幅広く仮想通貨を取り扱えるかどうかに関わってくる事案のため、Coincheckが仮想通貨交換業者に登録されるかどうかは非常に重要である。

原典:「http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf」