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ビットコイン8,000ドル台へ下落!インド財務相の発言の誤解が理由か?
- 2018/2/2
- 仮想通貨の最新ニュース
2月1日インド財務相のアルン・ジェイテリィ氏が予算演説中に仮想通貨を使った非合法活動の禁止について発言した。その日の深夜、ビットコインの価格が8,000ドル(約87万円)を割り込む下落があった。
ジェイテリィ氏は、
「政府は仮想通貨を法定通貨と認めてはおらず、仮想通貨を使って違法行為に資金を提供することや不正な取引を撲滅する」
と発言した。
ジェイティ氏は昨年12月にもインド政府は仮想通貨を法定通貨としては認めていないと主張しており、仮想通貨に対する姿勢は変えていない。
また、インド地元メディアではビットコイン取引所の禁止などの報道があったが、インド政府はビットコイン取引所やビットコインと物の交換においても規制を発するなどの言及はしていない。
しかし、ビットコインの価格は一時8,760ドル(約96万円)まで下り、ビットコイン時価総額は約200億ドル(約2.2兆円)程の下落が起きたという。
原典:「India Signals Crackdown on Bitcoin, Cryptocurrency Usage」
ここまでの内容と考察
世界のビットコイン取引の約10%を占めると言われるインドでのジェイティ氏の発言には世界の注目が集まります。しかし、地元のメディアが正確にニュースを伝えていなかったということが今回の下落の導いたのではないかと考えられます。
ビットコインは下落が続き、ついに長期の価格のトレンドを表す200日移動平均線に触れています。これは昨年の5月以来。200日移動平均線のサポートを割ると、さらなる下落が予想されます。
出典:アドレス Bitcoin touched the 200 Day Moving Average
ビットコインがここを耐えるか耐えないかで、二月の仮想通貨市場全体の動きに大きく影響してくるでしょう。
しかし、ビットコインはニュースの報道やpump-and-dump (時価操作)などに大きく影響をされます。今後ともビットコインの価格を予測することには困難が続くでしょう。