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新たな金融商品!?Huobiが仮想通貨ETFを販売開始へ
- 2018/6/2
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨市場に、新たな金融商品が誕生する瞬間がやってきた。
先日、世界最大手の仮想通貨取引所「Huobi(フオビ)」が、既存の金融商品(仮想通貨)を使って、新たなモノを創り出した事を発表した。
その「モノ」とは、ビットコインやイーサリアムといった「既に上場している」仮想通貨を複合して創り出す、仮想通貨のETF(Exchange-Traded Fund)だ。
そもそもETFとは、上場している銘柄をミックスして販売する、株式市場における金融商品の一つの事。
ETFを購入する事で、通常通り単発の銘柄を買うよりもリスク分散を図る事ができ、安定的に利益を確保する事が可能となるのが最大の特徴である。
そんなETFが、いよいよ仮想通貨の世界にも上陸しようとしているというわけだ。
今回Huobiが具体的に販売を開始したETFは、上述の通りビットコインやイーサリアム等の代表的な「上場済み」の仮想通貨を織り交ぜた、「HB10」という名前のETFだ。
既に同ETFはHuobiのネットワーク上で購入可能となっており、最低投資額は約100ドル(約1万1,000円)に設定されている。
仮想通貨市場にETFが導入されたというのはまさに画期的な出来事ではあるが、一方でこの動きに懐疑的な見方も少なくない。
そもそも今回のHB10は、株式市場における一般的なETFとは異なり、限られたブローカー(仲介役)しか実は購入する事ができないという特性も持ちあわせている。
このような特性を知り、一般人が気軽に市場で買えない銘柄は、真の意味でETFではないのではないかという声も挙がってきている。
こうした批判の声もある中で、果たしてHuobiがけん引するETFの導入は功を奏するのであろうか。
風向きが変わりそうな予感が漂う仮想通貨市場に、全世界から注目が集まる。
ここまでの内容と考察
世界最大級の仮想通貨取引所Huobiから、新たな金融商品として仮想通貨ETFが発売されたという今回のニュース。
ETFの特徴については本文に記載のある通りで、ETFの導入によって価格変動が大きい仮想通貨市場の安定性が増しそうな予感がします。
安定性が高まれば、これまで仮想通貨投資を避けてきた人々も市場に参加するようになるかもしれませんし、業界全体にとって大きな底上げにも繋がる事でしょう。
今後ますます熱を帯びていくであろう仮想通貨市場から、目が離せませんね!