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中国の通信企業「Huawei」がブロックチェーンのプラットフォーム開発へ!
- 2018/4/20
- 仮想通貨の最新ニュース
中国の大手通信企業「Huawei(ファーウェイ)」が、新たな「Hyperledger(ハイパーレジャー)」のブロックチェーンを発表した。
ハイパーレジャーとは、2015年に「Linux Foundation(リナックス・ファンデーション)」が開発したオープンソースのブロックチェーンコミュニティーのことで、これまで100以上の主要企業と協力、提携をしている。
そのハイパーレジャーとHuaweiは、今回の発表の1か月前にブロックチェーンの性能をテストする「Caliper(キャリッパー)」を共同で発表していた。
そして、今回発表された「Blockchain-as-a-Service(BaaS)」ツールは、スマートコントラクト開発に注力するHuaweiのブロックチェーンサービスとして、性能や汎用性が高く、セキュリティーも強固であり、企業や開発者向けのものとなっている。
Huaweiには、ブロックチェーン業界で、中国大手インターネット企業「Tencent (テンセント)」や小売大手JD.comなどとの競争から一歩抜け出したいという思惑がある。
2017年5月にキャリッパーを開始して以来、Huaweiはハイパーレジャーの主要なスポンサーとして昨年10月に今回のプロジェクトに参加していた。
また、中国インターネット大手の「Baidu(バイドゥ)」も2017年10月に参加しており、今月初めには、画像の著作権を保護する独自のブロックチェーンプラットフォームを発表している。
ここまでの内容と考察
中国のHuaweiが、ブロックチェーンのプラットフォームサービスを新たに開発したという今回のニュース。
Huaweiは海外ではハードウェアのメーカーとして有名ですが、中国最大のクラウドサービスも運営し、スマートフォンだけでなく、さまざまな分野でイノベーションの最前線に立とうとしています。
Huaweiのような大手企業がプラットフォームを立ち上げ、スタートアップの企業から伝統的な大企業までを巻き込んでいくことで、イノベーションが進んでいくことでしょう。今回のニュースはまさにその一端ではないでしょうか。
仮想通貨に対して厳しい姿勢をとる中国政府ではありますが、ブロックチェーンを基盤とした技術開発は進んでいると言えます。
Huaweiをはじめとする中国企業の動きに今後も注目です。