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Googleがブロックチェーンへ投資!分散型経済の将来を見据える
- 2018/2/8
- 仮想通貨の最新ニュース
先週、大手検索エンジン「Google(グーグル)社」は2012年以来、総額約1.2億ドル(約131.4 億円)を140種類ものプロジェクトにわたって投資を行っていることが分かった。
現在、グーグルは検索市場を独占しており、デスクトップの80%近く、モバイル検索の95%を管理しているという。
1秒間に40,000件以上の検索処理(1日あたり3.5億件、1年あたり1.2兆件の処理件数)を行うグーグルは「デジタル世界への門番」として機能しているのだ。
しかし、多くの人が、このような重要な役割を1つの企業に委ねることは、好ましくないと考えている。
例えば、Mosaic Smart Data社の最高経営責任者Matthew Hodgson (マシュー・ホジソン)氏は、
「ウェブとインターネットの本来の目的を想像してみれば、誰もが人間性の向上のために参加できる共通のニュートラルなネットワークを構築することだ」
と述べている。一方で、ホジソン氏はウェブの将来に対してポジティブな意見を持っており、
「Web(ウェブ)を以前のビジョンに戻す動きが盛んになってきており、これは「分散型ウェブ」または「ウェブ3.0」と呼ばれる。つまり、単一の中央組織に依存しないインターネット上でサービスを構築することを指している」
とも話している。
ブロックチェーンスタートアップのPresearch(プレサーチ)は、「プレサーチトークンを使用して、コミュニティメンバーに、プラットフォームの使用、貢献、プロモーションの報酬を与える」オープンな分散型検索エンジンを開発中。
そんなプレサーチの分散型検索モデルでは、コンテンツ作成者全員が参加できるオープンで透明性のある検索ランキング要素を採用している。
また、このプラットフォームのユーザーは投票することによって、検索エンジン開発への資金の使われ方などに影響力をもつことができるという。
一方でプレサーチのような規模のプロジェクトは、検索エンジン市場を劇的に乱すことが予測されるが、ウェブとインターネットの本来の目的に近づくことになるだろう。
原典: Can a Search Engine Built With Blockchain Tech Replace Google?
A decentralized web would give power back to the people online
ここまでの内容と考察
分散型データベース技術はまさに今後の社会を大きく変化させる原因といっても過言ではありません。これからも様々な分野でのブロックチェーンの解決策が提案されるでしょう。
また、フェイスブックやグーグルを含めた大企業はすでにブロックチェーンの研究を始めています。
今後も、ブロックチェーン技術に期待が高まりますね。