ゴールドマンサックスがビットコイン先物の取り扱いを発表

世界第2位の投資銀行であるゴールドマン・サックスが、主要な先物取引所でビットコインが追加された場合、ビットコイン先物取引を開始するということを発表した。

ゴールドマン・サックスの顧客がビットコイン先物の取引を求めているという。

声明のなかで、ゴールドマン・サックスの広報担当者ティファニー・ガルビン氏は、

「ビットコイン先物契約の仕様とリスク属性を評価しています。」

と述べている。

ゴールドマン・サックスCEOはポジティブな姿勢を見せる

ゴールドマンサックスのCEOブランクファイン氏は、ビットコインに心を開いているという発言した。

ブランクファイン氏によると、多くの人が彼が「愚かで間違っている」と思っていたビットコインの価格が上がり続けていることやそのシステムが広く普及され始めていることが要因だという。

ブランクフェイン氏は

「私は仮想通貨市場についてオープンな考え方を持っており、財務の歴史をみると仮想通貨をすでに見過ごせない市場となっている。人々が初めて金貨を作った時期もあったのだ」

と指摘している。

さらに

「金からビットコインに市場が移っていることを考えると、ビットコインが金にとって代わる準備通貨になる可能性を秘めている」

と説明している。

CBOEのビットコイン先物開始は12月10日

シカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)のビットコイン先物上場は、2日後の12月10日に開始する予定。また、世界最大の先物取引所CMEへの上場は12月18日に控えている。

ゴールドマン・サックスやマングループのような大規模な投資銀行やヘッジファンドが、CBOEとCMEのビットコイン先物取引所の開始と同時に、ビットコイン先物取引を開始すれば、流動性が急激に高まる。

ゴールドマン・サックスとその顧客である投資家は、CBOEとCMEのビットコイン先物取引プラットフォームを利用して、12月中旬までにビットコインに投資を始める可能性が高い。

ゴールドマン・サックスとJPモルガンは、ビットコインの成長が楽観的な金貨であると楽観視しているため、他の主要銀行や金融機関は必然的に追随することとなるだろう。

原典:「https://www.cryptocoinsnews.com/yahoo-co-founder-jerry-yang-believer-bitcoin-currency/」

ここまでの内容と考察

仮想通貨市場に大手投資銀行の参入が始まります。バブルは機関投資家の巨額のマネーが投入されてから始まるといわれており、まだまだ最近の仮想通貨市場も序章にすぎません。

マングループは11兆円を運用するヘッジファンドであり、その1%をビットコインへ投資しただけでも1,000億円の資金が仮想通貨市場に流れることとなります。

また、世界最大の投資銀行であるゴールドマンサックスも巨額の資金を運用する投資家を顧客に持っており、そこから資金が流れてくると考えると考えるだけで、仮想通貨市場のポテンシャルに驚きをかくせません。

12月10日は仮想通貨市場は記念すべき日になるのではないでしょうか。