サイバーエージェントが取引所を設立し、仮想通貨業界に参入!

国内大手インターネット企業「サイバーエージェント」が、2日に仮想通貨取引事業の子会社を設立し、取引所事業へ参入すると発表した。

既に金融庁への登録準備を終えており、2018年にも取引所の運営を開始する予定だという。新会社は「株式会社サイバーエージェントビットコイン」といい、親会社の株式会社サイバーエージェントが1億5,000万円を資本金として出資している。

サイバーエージェントは1998年に創業され、インターネットでの広告事業・メディア事業を広く展開している。インターネットテレビ局「AbemaTV」や定額制音楽配信サービス「AWA」といったサイバーエージェントが培っているノウハウを生かして、利便性の高い取引所を目指している。

参考:「仮想通貨取引事業子会社 株式会社サイバーエージェントビットコインの設立について

ここまでの内容と考察

サイバーエージェントが満を持して「仮想通貨」市場への参入を発表しました。

仮想通貨のような金融ではなく、ブログや出会い系、ネットTVなどのイメージが強いサイバーエージェントですが、市場シェア50%を占めるビットフライヤーを抜くことはなかなか難しいとはいえ、2位までは豊富な資金力ですぐに行ってしまうのではないかと思います。

また、一部上場企業であるサイバーエージェントが進出を決めたということは、勝算があってのことでしょう。

さらに、サイバーエージェントビットコインの社長に就任するの、入社1年目で子会社の社長に就任した後、サイバーエージェント市場最年少で取締役に抜擢されたという卜部宏樹氏です。

同社にとっても大きな期待を背負った事業であることは間違いありません。

豊富な資金と優秀な人材を利用して、仮想通貨取引所を盛り上げてくれることを期待です!