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バイナンスのCEOら仮想通貨の著名人がツイッターの問題に対し署名活動へ
- 2018/7/19
- 仮想通貨の最新ニュース
以前にも本サイトでも取り上げた、ツイッター上で著名人などになりすまし投資家に被害を与えている「ボット、偽アカウント」問題。
ついに、その問題に業を煮やしたCEO達が行動にでた。
先日、Binance社をはじめとする仮想通貨業界の名だたるCEO達や企業らが署名を行い、Twitter社CEOのJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏に署名簿を提出。
この署名運動は奇しくもTwitter上で行われ、仮想通貨界隈のCEO同士が呼びかけあい、提出された。
Since my name was already mentioned, let's put Binance on there as well. Definitely support it. https://t.co/kuCiYc272a
— CZ (not giving crypto away) (@cz_binance) 2018年7月18日
署名簿には、仮想通貨業界に関わるCEOや企業が署名されている。
署名したCEOには世界最大規模の仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」のCEOであるZhao Changpeng(ツァオ・チャンポン)氏やCharlie Shrem(チャーリー・シュレム)氏をはじめとする著名人が多くおり、Crypto Randといった企業の署名と合わせると24もの署名が集まった。
この仮想通貨業界の重鎮達を総動員した署名簿。
署名簿の主張を要約すると以下の通りだ。
「悪意のあるスパムボットと偽のアカウントにより、仮想通貨とブロックチェーンに関連するすべての企業、組織、個人及びブラットフォームの力が弱められている。
また、私たちがツイッターを介して、利益を重視せず人々を啓蒙するための広告活動を禁止されているのに対し、スパムボットや偽のアカウント、詐欺アカウントが蔓延る現状を許しているのは、恥ずべきことだ。」
つまり、ツイッターを介した正当な情報の共有を制限しているのに対し、ボットをはじめとした偽アカウントの存在を看過しているのは、企業として恥ずべきことではないのかという主張だ。
署名簿の内容にあるように、ツイッター上では仮想通貨やブロックチェーンに関する広告は禁止されている現状。
反面、スパムボットによる迷惑行為や仮想通貨を用いた寄付の詐欺などが横行を看過しているなど、ツイッター社の仮想通貨やブロックチェーンに対する姿勢は矛盾している。
この曖昧模糊なツイッター社の姿勢と対応がないことに耐えかね、今回の署名簿をDorsey氏に提出するに至ったようだ。
今後のこの署名に対するツイッター社の対応に注目だ。
引用:「An Open Letter from Crypto Community to Twitter: End the Hypocrisy (#SaveTwitter)」
ここまでの内容と考察
仮想通貨業界の重鎮達が署名活動を行い、ツイッター社CEOのJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏に署名簿を提出しました。
BinanceのCEOであるCZ氏を中心とした仮想通貨界隈のCEOが署名をしてまで、申し立てたのは驚きですね。
本文にもあるように、それほどツイッターは大きな影響を仮想通貨やブロックチェーン関連の事業に及ぼしているようですね。
ここまでの方たちの署名簿を提出されては、ツイッター社は、スパムアカウントやボット、詐欺アカウントという今まで看過してきた問題に、重い腰を上げざるおえません。
今後のツイッター社及びCEOの対応に目が離せませんね。