藤崎マーケットのトキ氏、コインチェックの流出事件で「絶望」

藤崎マーケットのトキ氏、コインチェックの流出事件で「絶望」

1月26日深夜、お笑いコンビである藤崎マーケットのトキ(33歳)が自身のTwitterで、

「コインチェックの仮想通貨がすべて盗まれました。貯金すべてなくなりました。仕事ください。」

とツイートしている。

トキ氏は、コインチェックの保有仮想通貨580億円相当が不正に流出していた事件の被害者のようで、多くの資金をコインチェックで管理していたようだ。

Twitterでは、トキ氏がうつ伏せになって倒れている横に、26日23時半ごろから行われていた緊急記者会見のライブ動画が写っている。

その後も

「強いお酒を飲んだにもかかわらず昨夜は寝れなかった。朝8時寝不足のまま朝の情報番組へ。

司会のハイヒール、リンゴ姉さんが何故かコインに見えた。貯金の大半を盗まれたと言っても過言ではない。

今日はこのあとR-1グランプリ三回戦だ。ネタが頭に入らない。」

とツイートし、事件発覚から1日たった今も、依然として絶望しているよう。トキ氏のツイートは普段30~50件ほどリツイートされているが、うつ伏せ写真付きのツイートはなんと5,000以上のリツイートに。

それだけ今回のコインチェック事件が世間から注目を浴びているということだろう。

また、本日27日には、世界発となる「仮想通貨」をテーマとした8人組のアイドルグループユニット「仮想通貨女子」が都内で会見を行っていた。

仮想通貨女子

引用:「livedoor NEWS

仮想通貨女子が所属している事務所は、給与の一部を仮想通貨で渡しており、そのためにコインチェックに200万円ほど入金していたという。

彼女らは今回の件で、

「給与支払いは一部見送られた」

と発表しており、コインチェックのいち早い復旧と返金を願っていた。

国内では「ビットフライヤー」、「Zaif」と並ぶ大手取引所の「コインチェック」。ずさんな管理方法と人材不足によるセキュリティの脆弱性によって起こった今回の事件は、間違いなく仮想通貨業界の歴史に刻まれるだろう。

また、今後コインチェックがどのような手段と取っていくのかが注目されており、現段階では顧客への資金返還については「検討中」だという。

今後も最新情報には注意しておきたい。

ここまでの内容と考察

既に速報としてニュースでも報じられているコインチェックの資金流出事件。

マルチシグ未対応とホットウォレットによる管理が大きな要因で、コインチェックによるとエンジニア不足と利用者保護対策が後手に回ったとのことです。

復旧する目途は依然立っていないようですが、今後買収や事業譲渡、提携合併などによって580億円の返済が出来るようになる可能性もあります。

コインチェックの株も現在代表の和田晃一良氏と取締役の大塚雄介氏で大部分を保有しているそうなので、それらを売却して他社が買収を行えば580億円の返済は解決できてしまいますね。

どうなるかわかりませんが、仮想通貨業界の信用を揺るがす大きな事件であることには変わりないので、今後もチェックしておきましょう。