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コインチェック事件に新たな進展!NEMが闇サイトで交換されていた?
- 2018/2/12
- 仮想通貨の最新ニュース
世間を騒がせているコインチェック事件に、新たな進展があった。
この事件で失われたとされる、約580億円分の仮想通貨(NEM)の一部が、既に別の仮想通貨に交換されていたというのだ。
警察の調べによれば、盗難を行った犯人達は、盗んだ通貨を利用して新たにファンドを設立したのではないかという。
この仮説を立てるに至ったのには、捜査の中で見つけた一つの決定的な証拠がある。
それは、「ダークウェブサイト(闇のウェブサイト)」と呼ばれる匿名のネットワーク空間の存在だ。
このダークウェブサイトを利用する事で、ユーザーは盗難されたNEMを、別の仮想通貨へと交換する事が可能となるのだ。
警察は今回、このダークウェブを利用して小額のNEMを「ライトコイン」に交換したとされる男に対して、事情聴取を取ったという。
警察側からの公式発表はまだ行われていないが、男がこの事件の解決に何らかのカギを握っている可能性が出てきた。
今回明らかになったダークウェブは、先日7日に警察が発見したという。NEMの取引記録を追跡・分析したところ、同ネットワーク空間の存在が明らかとなった。
現在約300を超える件数の取引が同ネットワーク空間上で行われているといわれ、取引合計額は約4億円を超えるという。
原典:「Police: Some stolen NEM loot laundered into other currency」
ここまでの内容と考察
連日ワイドショーを騒がせているコインチェック事件に、新たな進展がありました。
盗まれた仮想通貨(NEM)の一部が、闇サイトで他の仮想通貨と交換されていたという事実が発覚し、実際に交換したとされる男が警察に事情聴取を受けたという内容です。
そもそも闇サイトが存在していたという事自体も問題ですが、実際にそこで盗まれた通貨が交換されているとなれば、これは大問題です。
警察をはじめ、ホワイトハッカーと呼ばれる凄腕のプログラマーも日夜犯人を追っていると言われますが、なかなか真実にたどり着く事ができていません…。
なんとか今回の事情聴取を糸口に、真相究明に尽力してほしいと願うばかりです。
今後の報道・事件の進展から目を離さずに過ごしていきましょう!