ビットコイン以外の暗号通貨が軒並み価格減少！

昨日から今日にかけての24時間で、イーサリアムやリップルといった主要な仮想通貨の価格が軒並み下落した。

平均して1～4％という急落ぶりを横目に、仮想通貨のキングの座に君臨するBTC（ビットコイン）だけは、安定的な価格を維持し続けている。

それどころか、同通貨の価格は下記画像の通り再浮上を遂げ、遂に7200ドル（約79万2000円）の大台を突破し、次なる7500ドル（約82万5000円）の壁も現実として見えてきた。

堅調なBTCと下落するアルトコイン

上述の通り、BTCの価格は上昇傾向にあり、現在は7200ドル付近を安定的に行き来している。

その他の仮想通貨（アルトコイン）が揃って価格減少を見せる中で、まさに目を見張る記録を残している同通貨だが、投資家たちはBTCの価格が急騰したのは短期的な話で、今後一気に下落する恐れがあるのではないかと危惧している。

というのも、大手仮想通貨取引所のBitfinexとBitMEXで先日、短期的な利益を狙ったいわゆる「ショートポジション」を取る投資家が急増し、対極の「ロングポジション」を保持する人口を上回ったという報告が挙がっているのだ。

これはまさに、既述の通り、長期的にはマイナス（下落）のシグナルであるとも捉えられよう。

このような状況に鑑み、一部専門家の見解によれば、ひとまず現状の価格を維持する事が、今後の見通しを良くする上で最善のアプローチであるとの事だ。

これ以上の急騰は、逆にその後のネガティブな展開を生みかねないかもしれない。

原典：「Major Cryptocurrencies Fall But Bitcoin Price Crucially Secures $7,200; Future Trends」

ここまでの内容と考察

過去24時間で主要な仮想通貨が軒並み価格下落を見せる中、BTCだけが好調をキープし続けているという、今回のニュース。

価格が上がる事は当然嬉しい事ですが、諸々の状況や織り込まれている条件を考えると、なかなか手放しで喜べない状況が続いているのも事実です。

果たしてBTCは、今後投資家にとって嬉しい価格曲線を描いてくれるのでしょうか。

状況が好転する事を祈りつつ、BTCを始めとした仮想通貨の価格変動について、今後より注目していきましょう！

 

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