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国内取引所のビットトレードが経営権を譲渡か?事業の拡大が狙い
- 2018/5/23
- 仮想通貨の最新ニュース
国内取引所の「ビットトレード」に変革が起ころうとしている。
仮想通貨交換業者である「ビットトレード」は22日、自社の経営を海外企業に譲渡すると発表した。
そんなビットトレードは、今月30日に臨時株主総会を開き、正式に経営権を譲渡する。
引用:「当社株式譲渡並びに経営新体制に関するお知らせ(2018年5月22日)」
経営権の譲渡先は、Cheng Lye Meng Eric(チェン・リェ・メン・エリック)氏が代表を務めるFXTE INVESTMENTS PRIVATE LIMITED。
このFXTE INVESTMENTS PRIVATE LIMITEDは、ビットトレードの株式を75%取得する予定となっており、残りの25%はビットトレードの親会社である「株式会社 FX トレード・フィナンシャル」が持つことになるという。
ちなみにEric(エリック)氏は、ビットトレードの社外取締役に就任する予定だ。
そんなビットトレードの発表を見てみると
「Eric(エリック)氏は、今後、すみやかに当社への出資を行う方針であり、当社は、支援を受けることで経営の安定性を高めることができるだけでなく、今後の事業拡大に向けたリスク資本の有力な調達先を確保し、コンプライアンス体制を確立することになります。」
と記載されており、今後に向けた事業拡大とコンプライアンス体制の確立をしていく方針だ。
さらに続けてビットトレードは、
「今回のオーナーチェンジは、加速する仮想通貨市場の成長に遅れることなく、当社が仮想通貨ビジネスで新たな成長フェーズに踏み出すその第一歩であり、安定経営の下で仮想通貨事業を推進していくために必要な施策として決定したものであります。 」
と説明した。
また経営権の譲渡後については、現在展開している仮想通貨事業を継続し、経営陣も残留する予定だという。
経営権の譲渡により、ビットトレードがどのように変化していくか注目が集まる。
ここまでの内容と考察
経営権の譲渡とは、かなり思い切ったことをしましたね。
それだけビットトレードはエリック氏の経営手腕を信頼しているのかもしれません。
エリック氏がビットトレードをどのように変化していくか気になるところです。