ビットコインキャッシュ急騰により世界最大の仮想通貨取引所が停止

世界トップクラスの取引量を誇る、韓国の取引所Bithumbは、取引量およびユーザー数の予期せぬ急増によってサーバーが停止した。

Bithumbは日曜の夜に2時間弱の間、引き出しや預金をすることができなかった。Bithumbは世界中の仮想通貨取引高の約18%を占めているほどの取引所である。

今回のサーバーダウンの被害を被った顧客に対して謝罪。週末にかけて発生したビットコインの急落とビットコインキャッシュの急騰によりサーバーダウンが発生したと説明した。

Bithumbがサーバーダウンに至る直近24時間の取引量は、平均の800%から900%を記録、利用ユーザー数は、前日の平均と比較して1,600%から1,700%の驚異的な増加を示している。これにより、サーバーの負担は平均の500%を超えたという。

サーバーの停止中にボラティリティから生ずる損害を最小限に抑えるために、Bithumbの運営側は、ユーザーの損害を最小限に抑えるために、一括でサーバーダウン停止の前に発生した取引を取り消し。

しかし、Bithumb運営側の対応により、被害者は最小限に抑えられたもの音損害を被ったユーザーが多数いたという。

Bithumbは、損害を被ったユーザーに対する報酬支払いを決定するために、法律事務所と協議をしていることを公表。「補償計画について決定次第、我々は迅速な発表を行う」とBithumb発表している。

米国のCoinbaseやKrakenのような主要なビットコイン取引所も、ビットコインの取引高が小さく、ボラティリティが非常に大きな時代は同じようなサーバーダウンを経験している。

今後、さらに仮想通貨投資家が増えたときのためにシステムを強化することが取引所には求められる。