ビットコインユーザー、1年ごとに2倍になる?

最近注目を浴びているビットコインの研究者、Willy Woo(ウィリー・ウー)氏が、ビットコインユーザーの数が1年ごとに2倍になることを明らかにした。

ウー氏は、ビットコインユーザーの成長の主要指標の1つとしてGoogle Trendsを利用し、ビットコインユーザー数の時系列データをグラフ化した。

ウー氏は、

「ビットコインの価格が急騰する際に、今まで仮想通貨に興味を持っていなかった人々がビットコイン価格をチェックし始める。これにより、ビットコインユーザー数は1年で2倍、3年4ヶ月で10倍になることが分かった。」

ユーザー基盤:ビットコインの長期価格急騰の主要要因

また、ビットコインを使用するユーザーが増加するのに伴って、当然ながら仮想通貨の需要も増加する。

ウー氏は、

「ビットコインのユーザー増加率が維持されれば、9年後には世界の半分、26年後に世界のほぼすべての人がビットコインを使用することになる。」

と述べている。

ビットコインの時価総額:100億ドルに

最近、ビットコインの時価総額は、ゴールドマンサックスの時価総額950億ドル(約10兆円)を上回った。

そしてビットコインにとって、一つの大台である時価総額1000億ドルに近づいている。

このまま、日本、韓国、アメリカなどの主要地域においてビットコイン需要を維持することができれば、ビットコインの時価総額は、世界最大の投資銀行であるJPMorganの時価総額3,500億ドル(約38兆5,000億円)を超えることができるだろう。

億万長者の投資家Tim Draper(ティム・ドレイパー)氏とJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏を含む専門家は、ビットコイン価格が現在の30倍以上の20万ドル(約2,200万円)になると報告している。

原典:「Woo’s Law: bitcoin Users Double Every 12 Months; Major Factor For Long-Term Price Surge?

ここまでの内容と考察

ウー氏は、グーグルでビットコイン価格を検索する人の数から、今後のビットコイン需要を予測しています。

googleで検索している人の数が右肩上がりで上昇しており、それがこのペースでいくと、1年後には1桁増加します。それに伴って単純に価格も一桁増加するのかというと、それは難しいかもしれません。

ただ、1年前のビットコイン価格が約6万円であったことを考えると、現在はその10倍の60万円。

次の1年がそうなるとは限りませんが、ユーザーの増加に伴って、価格が上昇していくことは確かです。

今後ますます注目を浴び続ければ、間違いなくユーザーも増え、それと比例して価格も上昇するでしょう。