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ビットコインの価格が再び4,500ドルに到達!
- 2017/10/9
- 仮想通貨の最新ニュース
先日日曜日にビットコインの価格は一旦の目標であった4,500ドル(約50万円)を超えた4,614ドル(約52万円)に達し、ビットコインの時価総額は760億ドル(約8.5兆円)に上った。
他の仮想通貨が全体的に下落している中、ビットコインは前日比約5%の上昇を記録し、ユーザーにビットコインの将来性を感じさせる結果となった。
そんな中、リップルとライトコインもビットコインと同じく上昇しており、リップルが15.6%の上昇、ライトコインが2.02%の上昇を見せていた。さらに現在時価総額12位に位置しており、時価総額10億ドル(約1,100億円)のBitConnectは、価格の上昇とともに唯一時価総額が4.36%も上昇したという。
現在ビットコインの時価総額は仮想通貨市場全体の約半分にあたる50.03%を占めており、それに次ぐイーサリアムは19.39%となっている。
仮想通貨市場におけるビットコインの安定性
9月から始まるビットコインの悪い流れがあったにも関わらず、ここ最近の数週間は仮想通貨市場は安定しており、これはビットコインが支えてきたといっても過言ではない。
中国のICO、取引所規制やJPモルガンらによる批判を受けてもビットコインは4,335ドル(約48万円)前後まで回復をしており、週を経るごとに約0.33%くらいの上昇はし続けていた。
Adament Reseachの編集長であり、分析家、そして熱烈なビットコイン投資家であるTuur Demeester氏は、Segwit2xのサポートがなくなれば数日後には5,000ドル(約56万円)にまで上昇するだろう予測しているという。
しかしSegwit2xのサポートは進んでおり、ニューヨーク協定(NYA)通り、11月にハードフォークが行われる予定だ。
9月の初頭から中国の取引所規制やSegwit2xの動きによって、ビットコインの価格は4,500ドル前後の変動を繰り返しており、多くの分析家は中国政府が再度ビットコイン取引を許可した場合に備えて様々なデモンストレーションを行っている。
ビットコインのバブルが終わる?
仮想通貨関連のベンチャーキャピタルのパートナーであるChris Burniske(クリス・バーニスク)氏は
「ビットコインの総発行枚数の約80%が既に流通しており、ビットコインのバブルはもう終わる。」
と発表した。
ビットコインの総発行枚数は2,100万枚と決まっており、さら追加で発行される予定もない。
しかしビットコインは0.00000001BTCを表す「satoshi」という単位からでも取引することが可能で、多くのウォレットやビットコインFXもsatoshiに対応していることから、投資家はそこまで発行上限に対しての心配はないという。
急増するビットコイン投資家
最近ビットコインを安全な運用手段として取り入れる投資家やトレーダーが急増している。
ちなみに長期的なビットコインの成長は、社会における革新的なシステムとしての勢いと世界的なネットワークにおけるビットコインへの需要が大きな要因となっている。
そしてMax Keiser(マックス・ケイザー)氏やDennis Porto(デニス・ポルト)氏、そしてVan-Peterson(ヴァン・ピーターソン)氏といった著名な分析家たちは、少なくとも10年以内にはビットコインが10万ドル(約1,100万円)にまで上昇するだろうと予測している。
原典:「Bitcoin Price is Hitting Above $4,500 Again」
ここまでの内容と考察
先日遂にビットコインは50万円を再び突破しましたね!ちなみに今は4,584ドル(約51万円)を推移しています。
中国のビットコイン取引所停止発表やJPモルガンらによるビットコインへの批判を受けて一時全体的に下落しましたが、それを乗り越えて50万円台へと回復しました。
50万円までビットコインが上昇するだろうという予測はずいぶん前からされており、今のビットコインの普及率をみれば50万円は当然だったのかなとも思ってしまいます。
ただ、今回ここまで回復した要因としては、「Segwit2x」と「アメリカと北朝鮮の問題」が大きいかなと思います。
11月に予定されているビットコインのハードフォークに向けた「Segwit2x」の動きが近頃活発になってきており、それに伴ってビットコインの注目度が上がってきていること。そしてアメリカと北朝鮮による戦争問題によって、多くの投資家がヘッジ先としてビットコインへと流れていきました。
そして他に50万円突破を後押ししたのが、先日発表された中国のビットコイン取引所の再開発表です。
本人確認やマネーロンダリング対策のシステム強化を実施して、また中国の取引所でビットコインの取引が再開されるという発表があったのです。日本の取引所登録と同じように、ある規定をクリアした取引所は政府公認のライセンスを取得することができ、このライセンスを持っている取引所のみが営業を再開できるというワケです。
この報道があってからビットコインの価格は大きく伸びたようで、一時的かもしれませんが50万円突破への後押しをしてくれたのです。
そして何度か触れていますように、ビットコインは11月にハードフォークが予定されており、現段階ではフォーク先として「ビットコインゴールド(Bitcoin Gold)」なるものが誕生する可能性があるそうです。
今後もビットコインの動向には注意しておきましょう!