ビットコインの価格が1日で20%以上の上昇を記録!160万円を超える

ビットコインの価格が一日で20%以上の高騰を記録。価格は165万円を超えた。

100万円を超えたのがわずか11日前の11月26日だが、そこから一時急落があったものの、上昇に転じている。ここ数日はアルトコインの資産がビットコインに流れビットコインの価格が急騰。このまま同じ流れが続けば、ビットコインの価格が、200万円をとらえる日も近いかもしれない。

価格高騰の要因

今回の価格高騰はCMEとCBOEへのビットコイン先物上場が近づいてきたことが主な要因であると考えられる。

先物の上場により、金などの伝統的な金融資産からビットコインに資金が移ることになる。ビットコインの取引高は益々増加し、流動性が高まることが期待されている。

仮想通貨市場を牽引している日本国内においても東京証券取引所がビットコイン先物の上場を前向きに検討していることを発表したおり、今後、世界中の先物取引所がビットコイン先物取扱いを開始していくだろう。

もう一つの価格高騰の要因は、日本市場におけるビットコイン投資新規参入者が増えたこと。特に、ビットコインフライヤーで行われているビットコインFXは人気を博しており、取引高は半年前の5倍以上に膨れ上がっている。

SNSでもビットコインFXの話題は盛り上がっており、ビットフライヤーのユーザビリティの高さも相まって注目度は急上昇している

価格急落の危険性が高まる

一方で、先物上場により機関投資家が「空売り」をすることができるようになることで、ビットコイン価格が急落する可能性もある。

空売りとは、「安く買ってから高く売る」の手順を逆にできるトレード方法のことであり、投資家は「高く売ってから安く買う」ということができる。

ビットコインがあまりにも高く取引されていれば、取引所からビットコインを借り、それを売却。その後、安くなった際に買い戻し、ビットコインを返すということができる。

つまり、機関投資家が今のビットコインの価格が高すぎると判断すれば空売りを仕掛け、価格を急落させることが可能なのだ

12月10日以降は機関投資家からの巨額のお金が売りに回されるということを念頭におく必要がある。