ビットコインの価格が過去最高値を大幅に更新し、60万円を突破!

ビットコインの価格が過去最高値を大幅に更新し、60万円を突破!

ビットコイン価格は、昨日10月12日(木)から本日13日にかけて急騰し、9月初めの過去最高値を大きく上回った。

ビットコインの価格が急騰

10月に入ってから続くビットコインの価格上昇は、いまなお続いている。

初めてビットコイン価格が5000ドル(約550,000円)を突破した9月初旬には、すぐにマイナーがビットコインを売却したことで急落。さらに、追い打ちをかけるように中国が仮想通貨に規制をかけて暴落した。

しかし今回は、ビットコイン価格は5,000ドルを突破した後も上昇を続け、現在bitFlyerで約5,600ドル(約616,000円)を記録している。これにより、ビットコインの時価総額が900億ドル(約9兆9,000億円)を超えた。

現在、ビットコインは、仮想通貨市場のシェア55%を占めている。

仮想通貨アナリストのTuur Demeester(ツール・デメスター)氏は、今後3ヶ月以内にビットコイン価格がさらに60%上昇する可能性が高いと予測している。

SegWit2x懐疑論

現在、ビットコイン価格を引き上げる主な要因となっているSegWit2xだが、新たに生成されるビットコインが、現行のビットコインに勝つことはできないと考えられる。

例えば、中国の大手マイニングプール「F2Pool」は、SegWit2xのシグナリングを停止し、ハードフォークのサポートを正式に撤回するなど、期待度が下がってきていることがわかる。

また、SegWit2xは、マイナーの80%の賛同があれば、実施されることになっているため、他のマイナーたちがSegWit2xのサポートを撤回すれば、実施されない可能性すらある。

実際、SegWit2xビットコインの先物を、Bitfinexが先週上場したのだが、パフォーマンスは芳しくない。現在、BT2トークン(SegWit2xコインを表す)はわずか0.185BTCで取引されているが、BT1トークン(現時点のブロックチェーンを表す)は0.823BTCで評価されている。

市場が、SegWit2xビットコインよりも現行のビットコインを支持している。

参考:$5,419: Bitcoin Price Goes Meteoric After Hitting All-Time High

ここまでの内容と考察

ビットコイン価格が、急騰し、日本円で60万円を突破しました。

これは、間違いなく10月25日行われるビットコインゴールドハードフォークとSegWit2xハードフォークによってできるビットコインを手に入れようとしている人たちが殺到している影響である。

実際アルトコイン価格は軒並み下がっており、ビットコイン価格のみが上がっているという状況である。

このままSegWit2xハードフォークがおこる11月までは上がり続けるのではないかと思います。

急に出てきたビットコインゴールドに価値が付く可能性は低く、すぐにビットコインに交換する人が多いでしょうし、SegWit2xビットコインに関しても、現状ビットコイの4分の1の評価をされています。

このような中で、SegWit2xビットコインが現行のビットコインに代わるとは思えません。

ただ、F2poolがSegWit2xのサポートから外れるなど、まだ実行されないという可能性もあります。そうなれば、暴落の可能性も考えられますので、マイナーたちの動向はチェックしておきましょう。