11兆円を運用するヘッジファンドがビットコインへの投資を検討

ロジャー・バー氏、ビットコインキャッシュへの経済的支援を表明

長く英国でトップのヘッジファンドに君臨する「Man Group」は、アメリカの先物取引所CMEグループがビットコインを上場させた場合、ビットコインへの投資を検討することを発表。

ロンドンで1783年に設立された証券会社であるMan Groupは、世界最大のヘッジファンドの1つと言われており、1000億ドル(約11兆円)を運用している。

Man Groupのルーク・エリスCEO は

「シカゴに本拠を置くCME が、12月中旬にビットコイン先物を開始する予定である。デジタル通貨の概念は非常に興味深い」

と述べている。

エリス氏は、「仮想通貨は中央政府の支援を受けていないため、流通通貨になる上で大きな障害がある」と指摘している。

しかしながら、JPモルガンのジェイミー・ディモン氏や、他のビットコイン懐疑主義者とは異なり、仮想通貨に対して投資商品としての可能性を感じています。

エリス氏は、

「仮想通貨と法定通貨との間には大きな違いがある。伝統的な通貨は、中央政府が人々をルールに従わせることができるた成り立っている。ただ、だからと言って、仮想通貨を無効にすることはできない。」

エリス氏は、他の仮想通貨への投資を行うのかどうかを明確に述べていないが、Man Groupはビットコイン市場へ参入することは確かである。



CMEグループのビットコイン先物について

CMEグループでは、ビットコイン先物のトレードに関して規制がかかる。

1日の価格変動率の上限を設定しており、上限を超えるとトレードできなくなるという仕組
みだ。過度なボラティリティの期間中に取引を一時停止することもできる。

アナリストはCMEのビットコイン先物とすでにLedgerXによって提供されているデリバティブとともに、ウォール街の企業から大量の資本を引き付けるだろう。

これにより、ビットコインのボラティリティを減らし、資産クラスとして成熟させることを期待している。

原典:「https://www.cryptocoinsnews.com/100-billion-hedge-fund-man-group-plans-to-add-bitcoin-to-investment-universe/」