仮想通貨ATM、普及進む

仮想通貨の認識と普及が進むにつれ、ビットコインATM市場のCAGR（年平均成長率）が50％以上になると予測されている。

北米が市場独占か？

リサーチ会社MarketsandMarkets社が行った調査によると、仮想通貨 ATM市場は今年から2023年にかけて年間54.7％の成長率で拡大するそうだ。

これは、この市場が今後5年間で約1.4億ドル（約160億円）に達することを意味する。

また、仮想通貨ATM市場は昨年680万ドル（約7.5億円）と推定されているが、今年には1630万ドル（約18億円）にまで成長する見込みのようだ。

今回の調査では、仮想通貨を売買できるようなATMの方が、一方向（購入、または売却のみ）のATMと比較してCAGRが高くなることが判明した。

しかし、現在のところ前者の市場占有率が37.51％に対して、後者は62.49％と市場を独占している。

また、2023年までに最大の ATM市場となるのは米国だそうだ。

米国はビットコインATM市場の73.07％を占めており、今後も現状を維持にすることになるだろうとリサーチ会社は報告する。

「ATMハードウェアおよびソフトウェアプロバイダーが多数存在し、法的障壁が少ないことなどから、

米国はビットコインATM市場を引き続き支配するだろう。」

と考察した。

現時点では、世界中にあるビットコインATMの台数は総計3,650台と推定されており、

これは先月の初めに報告された3,500台から増加している。

原典：「Global Bitcoin ATM Market to be Worth $145 Million by 2023: Report」

ここまでの内容と考察

仮想通貨ATM市場が2023年までに拡大するだろうという今回のニュース。

米国が市場をリードするという今回の調査結果ですが、アジア仮想通貨市場も盛り上がっています。

既に東京では仮想通貨ATMをちらほら見かけますが、今後はその数がさらに増加するでしょうね。

今後も仮想通貨の普及に注目してきたいですね。

 

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