アメリカの若い世代の80%がビットコインを知っていると回答

アメリカの若い世代の80%がビットコインを知っていると回答

仮想通貨に関するアンケート調査によって、アメリカ人の18歳から24歳の大多数がビットコインについて知っていることが明らかになった。

9月に、学生ローンの借り換えサービスを提供する「LendEDU」が、1,000人のアメリカ人にビットコインについて知っているかどうかを質問。そのうち、約78%が知っていると回答した。

また、年齢が若いほど仮想通貨の認知度は高くなっている。18〜24歳の回答者の88.67%がビットコインについて知っていると回答した一方で、55歳以上の回答者の内ビットコインについて知っていると回答した割合は75.93%。

加えて、仮想通貨への印象に関する質問をしたところ興味深いことがわかった。

仮想通貨についての認知度は高いものの、仮想通貨をアメリカで保有することが合法だということを知らない人が多いとのこと。

仮想通貨について知っている回答者の中の47%が、米国で仮想通貨を所有していることが違法ではないということを知らなかった。10%が違法だと思っており、41%が詐欺であると考えている。

この結果は、アメリカ人の多くが仮想通貨について「詐欺」「違法」という否定的なイメージを持っているからかもしれない。

ビットコインを決済手段として広く普及させていくためには、まだまだ多くのことを達成する必要がある。

これは、回答者のほとんどが仮想通貨を所有していないという結果にも表れている。

報告書は以下のように締めくくっている。

「高齢のアメリカ人は、ビットコインに関わりたくないという考えを持っているが、若い世代は前向きに考えている人が多い。ミレニアル世代が多くの資金を持つようになれば、アメリカ市場におけるビットコインへの投資も増え、ビットコイン市場がますます発展していくことが期待される。」

現在ビットコインの価格は約6,200ドルを記録しているが、今後さらに価格が上昇すれば、ますますビットコインへの注目度は増していくだろう。

原典:「https://www.cryptocoinsnews.com/american-millennials-heard-bitcoin-survey/」



ここまでの内容と考察

アメリカでのビットコインの認知度が日本と同様に日に日に高まっているようです。

ただ、アメリカも日本も同様で、ビットコインに対しては「詐欺」や「危険」、「違法」というようなネガティブなイメージがついてしまっているようです。

確かに、仮想通貨の市場は株式市場などと比較すると、無法地帯と言っていいかもしれません。

それは何か物事が発展している途中には必ず起こることだと思います。例えば、株式市場にしても、粉飾決算が相次いでいたという歴史があります。

仮想通貨市場もICO市場も今後、まだまだ発展していきますし、体制も整ってくるでしょう。