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世界最大の取引所「バイナンス」がeスポーツのプラットフォームに投資へ
- 2018/6/6
- 仮想通貨の最新ニュース
世界最大手の仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」が、eスポーツのファンに投票権を付与するプラットフォーム「chiliZ(チリーズ)」に投資したと発表した。
マルタ島に拠点を置くchiliZは、自分が応援するチームに運営方針などの声を直接届けられるプラットフォームで、BinanceとchiliZは、ファンがチームに影響力を持てる「トークン・エコシステム」を業界に提供していくとしている。
そんなchiliZは今回のBinanceからの投資によって、技術的知識の共有ができ、創造性やイノベーションがますます進むと期待を寄せている。
BinanceのCEO趙長鵬(Zhao Changpeng)氏は、
「chiliZはブロックチェーン技術を創造的に利用しており、業界でも主流になっていくことを目指している。」
と述べた。
また、趙長鵬氏は、chiliZのCEOであるAlexandre Dreyfus(アレクサンドル・ドレフュス)氏のツイートに対して
「Binanceを助けてくれて本当にありがとう!」
とコメントを返している。
Thank for helping Binance so much! This is the least we could do. Congrats! https://t.co/xXYGbiqw8l
— CZ (@cz_binance) 2018年6月5日
Binanceは、今年3月マルタ島に拠点を開設すると発表し、趙長鵬氏も
「この国は仮想通貨に対して非常に先進的である。」
とコメントしていた。
そして最近では、自社のBNBトークだけを投資手段として使う仮想通貨ベースのファンドを10億ドル(約1100億円)で立ち上げると発表していた。
原典:「World’s Largest Crypto Exchange Binance Invests in Blockchain-Based Esports Platform」
ここまでの内容と考察
世界でも有数の仮想通貨取引所であるBinanceが、eスポーツのプラットフォームchiliZに投資をしたという今回のニュース。
ビデオゲームの市場規模は、音楽業界などよりも大きく、eスポーツの競技人口やファンは増加の一途を辿っています。
そんな中で、今回のBinance投資は、eスポーツ業界においてブロックチェーン技術の採用がますます進んでいくことを表しているといえるでしょう。
オリンピックの正式種目になるのではないかとまで言われているeスポーツとそのブロックチェーン化に今後も目が離せません!