- Home
- ブロックチェーンに意欲的なアリゾナ州がビットコインで税金を払える法案を提出
ブロックチェーンに意欲的なアリゾナ州がビットコインで税金を払える法案を提出
- 2018/2/10
- 仮想通貨の最新ニュース
ブロックチェーンに意欲的なアメリカアリゾナ州の議員たちはビットコインで税金を支払うことができるように提案しているという。
この法案の共同スポンサーとして動いているJeff weninger(ジェフ・ウェニンガー)国会議員はこの措置により、アリゾナ州がブロックチェーンと仮想通貨のための場所であることをアメリカ、そして世界中に伝えていきたいと主張。
このブロックチェーンの法律が実現されれば、たとえ真夜中でも家でリラックスしながらいつでも税金を払うことができるようになると述べた。
サポートは満場一致ではない
一方で、全ての議員がこの法案を支持しているわけではない。アリゾナ州の上院少数民主化指導者Steve Farley(スティーブ・ファーリー)氏は、
「ビットコインで税金が払えるようになった後に、ビットコインが暴落したらすべての納税者を危険にさらす可能性がある。」
と主張。
またアリゾナ州政府はビットコインの交換方法について責任を負う必要があることから、Farley氏は税金の支払いは米ドルで十分であるとした。
州はスマートコントラクトを認める
4月アリゾナ州知事のDoug Ducey(ダグ・ジェシー)氏は、ブロックチェーンとスマートコントラクトを利用したこの新たな法案に正式に署名したという。
仮想通貨企画書によると、アリゾナ州の法律に基づきスマートコントラクトを支持し、強制することを要求している。
さらに仮想通貨を商品ではなく「通貨」として認識する法案も提案されてるという。
原典:「Blockchain-Friendly Arizona Moves to Allow Bitcoin Tax Payments」
ここまでの内容と考察
アメリカに仮想通貨が浸透してきているなかで、今回のニュースは大きな話題を呼んでいます。
アメリカは州ごとに法律がことなるので、アリゾナで仮想通貨で税金が支払われたらアメリカ全土で初。
そんなアメリカの大学ではビットコインを学ぶ学部があるなど幅広く知られており、ニュースなどでも連日報道しているので今回のニュースは国民にとって大きな注目が集まっているのです。
今回のアリゾナ州の試みをきっかけに、世界中でもこのような動きが活発になっていくだろうとも予想されています。
今後仮想通貨やブロックチェーンが私たちの日常生活にどう浸透していくのか気になりますね!