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格安航空会社「AirAsia」が独自の仮想通貨「Bigcoin」を発行?
- 2018/4/5
- 仮想通貨の最新ニュース
格安航空会社として人気のある航空会社「AirAsia(エアアジア)」が「BigCoin」と呼ばれる独自の仮想通貨を発行し、フィンテックの分野への進出計画があることが分かった。
エアアジアの創設者兼最高経営責任者(CEO)のTony Fernandes (トニー・フェルナンデス)氏は、日経アジアレビューとのインタビューでBigCoinの販売とともに新市場への拡大を明らかにした。
さらにICOに向けた計画を明らかにし注目を集めているという。
そんなエアアジアは、東南アジアの航空会社の中でも最大級。Fernandes氏によると、この航空会社のウェブサイト上の航空券の価格は、今月以降チケット金額を「Bigcoin」表記でも公開するという
Fernandes氏は「BigCoin」が海外からの収益を得るのに適しているとし、期待する。
「Bigcoin」は、エアアジアの乗客による機内食の購入・座席のアップグレードなど様々なサービスに適応する予定。
今回のようなフィンテックの活用は、エアアジアが初めての事ではない。すでにエアアジアでは、銀行や金融サービスを積極的に取り入れている。
2017年にエアアジア施行された「Thebig」というデジタル化プログラムは、機内販売を促進する目的があり、年間6,000万人以上の乗客を狙う。
その取り組みの一環として行われるのが、今回のBigCoinだ。そんなエアアジアは1月に仮想通貨決済サービスの1つとしてモバイルウォレットサービスである「BigPay」も発表している。
またブロックチェーンを活用したフライトプログラムを「シンガポール空港」と協力して今年から始めていくという。
そのシンガポール空港は、マイクロソフトとKPMGで共同開発している「proof-of-concept」が成功。そして独自のブロックチェーン導入する計画を発表した。
原典:BigCoin’: Major Budget Airline AirAsia is Developing a Cryptocurrency」
ここまでの内容と考察
航空会社や空港が仮想通貨業界に参加したのは、今回が初めてではありません。
格安航空会社「ピーチアビエーション」は、ビットコインをはじめとする仮想通貨での航空券購入システム導入を進めていました。(現在は再検討中)
これらの航空会社はビットコインのような仮想通貨を使って、外国人利用者の増加や利便性を高めることを期待しています。
また仮想通貨は換金する必要がない点から、外国を結ぶ航空会社とは相性がいいです!実際に施行されるのが楽しみですね!
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