フィリピンで仮想通貨犯罪を取り締まる新たな法案が発表?

販売所・取引所の安全性を知る

フィリピンのLeila de Lima(レイラ・デリマ)上院議員が捜査をすることの難しさから仮想通貨関連の犯罪に厳罰化を求める法案を提出。

上院法案によると改正刑法に記されたすべての犯罪に対して「仮想通貨」が関わる場合は、通常よりも重い刑罰を課すという。

デリマ氏によると多発する仮想通貨関連の犯罪を抑制するために、フィリピンの刑事司法制度を新しく仮想通貨を使用した犯罪に適合させるようだ。

さらにデリマ氏はこのように発言。

「仮想通貨は匿名または匿名の性質を持つため、犯罪に使用されると所有者を追跡することが困難になる可能性があるので、高いペナルティが必要になる可能性がある。」

仮想通貨使用する新しい犯罪に対応する刑事司法制度を作り、より頻繁に違法行為に対処することを目指している。

その中でデリマ氏は仮想通貨関連の違法行為の例として、偽装の仮想通貨の販売、マネーロンダリング、テロリストの資金調達などを挙げた。

また

「仮想通貨はお金に似ているので可能性は無限にある」

と発言し、ビットコインで起こりうる犯罪への注意喚起をした。

原典:「Philippines: Senator Proposes Stricter Penalties For Crimes Involving Crypto

ここまでの内容と考察

フィリピンは英語公用語の国と知られていて多くの人が近隣のアジア諸国に出稼ぎに出ています。

その出稼ぎ労働者が抱える問題は送金手数料の高さです。この問題は送金手数料の非常に安い仮想通貨を使用することで解決でき、出稼ぎ労働者は仮想通貨を使用していくでしょう!

このように使用人口増えていくと起こるのが犯罪です。その犯罪を抑制する厳しい罰則が実施されることは仮想通貨使用者にとって良いニュースです。

そして、今後G20での仮想通貨の規制会議で新たな規制の基軸ができることが予想されます。今後の仮想通貨の動向に注目しましょう!