ネム(NEM)の仕組みや特徴を大解説
- 2017/6/22
- 人気のおすすめ通貨
平等に報酬が貰える仮想通貨「NEM」とは?
今回は独自のアルゴリズムで他の仮想通貨とは違う特徴をもった「ネム(NEM)」についてまとめてみました。
ビットコインを筆頭に、急激に広まった仮想通貨は新しい投資商品として注目を浴びていますね。その中でも今回紹介するネムは他の仮想通貨とは異なる独自のアルゴリズムを採用することによって、みんなが平等に報酬を貰えるようになっています。
今回はそんなネムの基本情報や大きな特徴であるアルゴリズムの仕組みなどについて詳しく見ていこうと思います。記事の最後には、ネムの購入方法や扱っているおすすめ取引所についてもまとめているので、ぜひチェックしてみて下さい!
目次
そもそもネムってどんな仮想通貨なの?
ネムというのは「New Economy Movement(新たな経済活動)」というプロジェクトから2015年に生まれた仮想通貨で、通貨単位は「XEM(ゼム)」となっています。
2014年に「utopianfuture」という人物によって公開された企画がもとで作られたネムは、現在時価総額は10億ドルとなっており、ランキングでは6位に位置しています。
そんなネムはマイニングシステムによって一部のグループやマイナーに報酬が偏ることがないように作られた最初の仮想通貨で、マイニングという作業がありません。その代わりネムにはハーベスティング(収穫)という作業があります。
ハーベスティングはネム独自の「Proof of Importance」というアルゴリズムが利用されており、このProof of Importanceこそがネムが持つ大きな特徴だと言えます。そこで次にネムが持つ2つの特徴について詳しく見ていきましょう。
他にはないネムの2つの特徴を解説
ネムには上で少し触れました「ハーベスティング」と「購入単価が安い」という2つの特徴がありますので、それぞれ見ていこうと思います。
「Proof of Importance」を採用したハーベスティング(収穫)とは?
ハーベスティングというのは、XEMの取引手数料をネムネットワーク利用者(参加者)に再分配するシステムです。
そもそもネムを売買する際は手数料を支払うことで「正当な取引」だと承認され、ハーベスティングは10,000XEM以上所有している人であれば誰でも承認作業を行うことが出来ます。ハーベスティングは売買に支払われた手数料を承認者に報酬として与える新しいシステムで、「富の再分配」と呼ばれています。
ビットコインやライトコインと言ったマイニング作業がある仮想通貨は、新しく生成されるブロックを承認するために莫大な資金と電気代が必要となる「Proof of Work」を採用しています。(マイニングって何?Proof of Workって?という方はこちら!)
一方ネムは「Proof of Importance」、つまりXEMの保有数量やネットワーク利用度をはじめとした重要性によって判断されるため、高性能なPCや電気代を必要としないのが大きな特徴です。PCがあれば誰でも報酬を貰うことができるので、ネムを売買する方はハーベスティングを行っておきたいですね。
気になるNEMcoinの購入方法や扱っている取引所はここ!
2017年6月現在、ネムを扱っている取引所は、
- Coincheck(コインチェック)
- Zaif(ザイフ)
の2つとなっています。どちらも国内では人気の取引所ですが、購入するのであれば取り扱い仮想通貨数も多く、取引画面が見やすいcoincheckがおすすめです。
→coincheckをはじめとした取引所の登録方法やおすすめの取引所についてまとめた記事はこちら
ではそんなcoincheckでネムを購入するにはどうすればいいのでしょうか?
ネムの購入方法は非常に簡単で、
・coincheckのマイページから「コインを買う」をクリック
・コイン一覧から「NEM」を選び、購入する数量(XEM)を指定した後に「購入する」をクリック