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編集部のコラム:注目のICO案件「MATRYX(マトリックス)」
- 2017/9/6
- 仮想通貨の最新ニュース
中国のICO規制を受けて大きく下落した仮想通貨市場。
仮想通貨の大きなトレンドとなっているICOは、当たれば大きく儲かる可能性を秘めています。イーサリアムをベースとした初のICO「Augur(オーガー)」や「OmiseGO(オミセゴー)」、「Bancor(バンコール)」などは今となっては人気の仮想通貨となっていますね。
今回は最近あふれているICO案件の中でも特に将来性のある「MATRYX(マトリックス)」について見ていこうと思います。
実際にMATRYXのCEOであるSteve Mccloskey(スティーブ・マクロスキー氏)」やCOOのKeita Funakawa(ケイタ・フナカワ氏)」ともお会いして直接話を聞いてきましたので詳細を紹介していきますよ~。
MATRYXってどんなトークンなの?
MATRYXはアメリカにあるNanome.incが開発したトークンで、分散型コラボレーションプラットフォームになります。
■MATRYX(マトリックス)
基本ブロックチェーン:イーサリアム
通貨単位:MTX
総発行枚数:314,159,265枚
公式サイト:matryx.ai
MATRYXは世界にあふれている様々な問題に対するソリューションを提供することに特化したトークンで、ユーザーは問題を解決し、答えを共有し、そして報酬が貰えるようになっています。
そもそもMATRYXはバーチャルリアリティ(VR)とブロックチェーンを使って科学や工学、そしてそれに関連する研究のためにMATRYXは誕生したと言います。
これによってVRを通して科学者とエンジニアがナノスケールで協力し合い、VRで設計やシュミレーションすることができるのです。例えば新たな薬を開発する際に、科学者とエンジニアがブロックチェーンを通して意見を出し合い、VRでナノレベルの実験・検証ができるようになるそうです。
実際に編集部もSteve氏とKeita氏に教わりながら、MATRYXインターフェースでのVRを体験させていただきました!
(ちなみに右からKeita氏、編集部、Steve氏、そしてデベロッパーのTy Stahnke(テイ氏)です)
感想はといいますと…もうすごいの一言です。
遺伝子や様々な成分をデモプレイで体験させていただきましたが、顕微鏡で覗くようなミクロな世界が目の前に広がっていました。両手に持つコントローラーでその物質を拡大したり回転したり。
写真は撮り忘れてしまいましたが、本当にこんな感じでした。
「研究者や科学者たちがこのVRインターフェースやブロックチェーンシステムを使って研究をすれば、今まで製薬やワクチン作成にかかっていた時間を大幅に短縮することができる。」
MATRYXをプロデュ―スしたNanome.IncのCEOであるSteve氏はこう言っていました。
現段階ではこうした業界に特化しているMATRYXですが、今後はブロックチェーンのP2Pを利用して世界中の人々が同時に様々な問題を解決できるような構想になっています。
MATRYXのICOに参加して儲かるのか?
ICOに興味がある方が一番気になるのは、やはり儲かるのかですよね。
MATRYXは既にアメリカの有名な投資家数名から出資を受けており、今回の訪日の主な目的は、大手製薬会社や医療系企業(すみません、名前は出せません)との技術提携と出資に関するミーティングとのこと。
またお話を聞く限り「ビットコイン・ジーザス(救世主)」として知られているRoger Ver(ロジャー・バー氏)とも連絡を取っているらしく、ロジャー氏もMATRYXのICOに参加するかもしれないとのことです…。
さらに先月イーサリアムの共同創立者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン氏)が来日した際にSteve氏とKeita氏は彼と会い、意見交換をしていました。
ちなみにICOで大きく成長していったAugurやOmiseGOといったトークンの共通点は、
・大手企業から出資を受けている
・仮想通貨界隈の重鎮も参加している
・ビジョンが明確になっている
この3つに尽きます。今回のMATRYXも先ほど触れましたような国内の大手製薬会社や医療系企業をはじめ、海外の企業とも提携を取っていくようです。
そしてRoger Ver氏やVitalik氏といった仮想通貨界隈の重鎮たちも前向きに参加する姿勢をとっており、ビジョンについても「ブロックチェーンを使って世界の問題を解決するためのソリューションを提供する」という明確なビジョンの下に誕生しています。
プレセールとMATRYXの今後
MATRYXのプレセールは、実は昨日6日のスタートしており、13日までの1週間を予定しています。
プレセールの最低購入額は75 ETH~となっており、購入額が大きくなればなるほどディスカウントされる仕組みになっています。
ちなみにトークンのオープンセールは9月13日(プレセール終了後)を予定しており、総発行枚数の約60%をセールで流す予定となっています。
プレセールは75 ETH持っていないと参加できないので少し敷居が高いかもしれませんが、13日に行われるトークンセールでは一般の方も参加できるようになっているので、興味がある方は参加しても良いかもしれませんね。
MATRYXは今後様々なテストを経て実用化へ向けて動いていくらしく、来年2018年には数万人が利用できるデータベースを作り、実用性を高めていくといいます。
今回は注目のICO案件としてMATRYXを取り上げましたが、やはり仮想通貨で大きく儲けたい方はICOへの参加が一番の近道だと言えます。既に爆上げが終わっているビットコインやリップルももちろん良いですが、最も安い時に購入できるICOは魅力的ですよね。