シンガポールの仮想通貨税金事情とは?移住者の声や暮らしぶりを紹介

移住すると仮想通貨の税金対策は完璧

「シンガポールの税制ってどうなの?」

「実際に移住した人は今どんな暮らしをしているの?」

究極の税金対策と言えば、一度は耳にしたことのある「海外移住」。

これは仮想通貨の税金対策に関しても同様で、日本より税制が緩い国に移住することができれば、税金対策として非常に高い効果が期待できるのです。

そこで今回は、税金対策の王道である海外移住がどうしておすすめなのか、そして、税金対策で有名なシンガポールの税制からその暮らしぶりまで、徹底解説します!

この記事を読めば、日本とシンガポールの仮想通貨の税金事情が詳しくなり、シンガポールでの税金対策暮らしが詳細にわかります!

日本だと仮想通貨の利益が半減!?

まずはおさらいとして日本で課される税金について見ていきましょう。

日本では仮想通貨の利益は「総合課税」に分類され、中でも所得区分は「雑所得」になります。

総合課税とは年間の総所得に応じて課税される課税方法のこと。

つまり、仮想通貨で得た所得に対して課税されるのではなく、給与などを含めたすべての所得に対して課税されます。

そんな気になる総合課税の税率は以下のようになっています。

課税対象の所得金額(課税所得額)税率控除額
195万円以下5%0円
195万円~330万円以下10%97,500円
330万円~695万円以下20%427,500円
695万円~900万円以下23%636,000円
900万円~1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円~4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円以上45%4,796,000円

この表のように、総合課税の税率はなんと最高で45%。住民税(10%)と合わせると、55%もの税金が課されてしまいます。

つまり、1億円を仮想通貨で儲けたような億り人は、利益の半分以上の5500万円も徴収されるんです!

>>仮想通貨税金対策バイブル【2018年版】おすすめの節税法や最新情報とは?

この税率は実は世界的にみても高く、利益の約半分が税金にもっていかれるなんて嫌ですよね。

そんな方が良く考えてしまうのが、確定申告で申告をしないこと。

申告漏れになるとどうなってしまうのでしょうか?

申告を逃れて非課税とはならない

さて、日本の高い課税から逃れるために、申告を逃れ非課税にしようと考える方が稀にいらっしゃいます。

しかし、申告逃れをすると遅延金が発生し、さらに課税されます。

逃れられる可能性が万が一にもなく、徴収額が増えるなら先に払ったほうがましですよね。

ここまでで、日本の税制がいかに仮想通貨に厳しいかわかりましたね。

この高い課税を逃れる方法を仮想通貨で儲けた人や世間のお金持ちは求めています。

そして、世間のお金持ち達は、税金対策としてシンガポールなどの税金の安い海外に移住する手段をとります。

特にシンガポールは、税金対策の移住先として人気です!

今度は、なぜシンガポールが税金対策として人気なのか、

そのシンガポールの税制と、仮想通貨の税区分、移住方法を見ていきましょう

税金対策なら、シンガポール

セレブが多く住むことで、有名なシンガポール。

先述したように、シンガポールにセレブが集まる理由は、諸外国と比べ税制が圧倒的に緩いからです。

それでは、海外でも一番良い税制と謳われるシンガポールの税金事情を見ていきましょう

所得税に仮想通貨はあたる

シンガポールでは、仮想通貨は「所得税」か「キャピタルゲイン税」に区分されます。

仮想通貨の保有期間によってその税区分は異なるそうで、短期保有した場合は「所得税」にあたります。

この所得税が日本と比べて、とても安いんです!

年収がより多い人はシンガポール暮らしがいかに、税金対策になるか以下の表で分かります!

所得シンガポールの税率
~$20,000(約160万円)0%
$20,000~30,000(約240万円)2%
$30,000~40,000(約320万円)3.5%
$40,000~80,000(約640万円)7%
$80,000~120,000(約960万円)11.5%
$120,000~160,000(約1280万円)15%
$160,000~200,000(約1600万円)17%
$200,000~320,000(約2560万円)18%
$320,000~(約2560万円~)20%

このように、シンガポールでは、日本より細かく所得税が区分され、日本の半分以下の課税で済む可能性がありますね。

また、仮想通貨を長期保有した場合は「キャピタルゲイン税」としてみなされ、税金は一切かかりません。

日本の雑所得による区分で徴収されるより安いことが、火を見るよりも明らかです。

また、シンガポールは日本と異なり、住民税が地方によってはかかりません。

さらに、相続税や贈与税、資産から得られる収入に課税されるキャピタルゲイン税も0。

税金対策をしたい人にとっては、海外の中でも「移住する国としておすすめだ」と呼ばれる理由がわかりますね。

移住するには法人設立

そんな税金対策ばっちりのシンガポールに移住するためには条件があります。

それは、法人登録を行う必要があるということ。

ちなみにシンガポールの現地で資本金約425万円以上の法人を設立し、シンガポール在住の従業員を一人雇うことで条件が満たされます。

一見、費用が多くかかるように感じますが、海外に移住できる権利が約425万円+αで買えると考えると安いことがわかります。

日本にいる場合は、半分以上税金で徴収されるので、億単位の利益を得た方にとっては大した金額ではないですね。

ちなみにシンガポール意外の国も知りたい!という方のためにも、日本と海外の税制の違いについてまとめた記事もありますのでチェックしてみてください。

>>海外の仮想通貨の税金事情を徹底解剖!取引所の違いはどうなる?

さて、実際にシンガポールへ移住する方法が分かったところで、最後にその暮らしぶりを見ていきましょう。

実際のシンガポールでの暮らしぶり

シンガポールの暮らしを想像するにあたって、実際にシンガポールで暮らしている方たちの意見も含めて見てきましょう!

住まいはコンドミニアム


シンガポール移住する方の多くは、お金持ちなので住まいもそれなりの所に住めます。

特に多くの方が住むのは、コンドミニアムという住居です。

日本では、あまり耳にしない単語だと思いますが、分譲マンションを指します。

コンドミニアムは日本のタワーマンションのように、ジムやプールなどの施設が併設され、その充実ぶりは文句のつけようがありません。

お値段の方は、一般的な2LDK(55m²)は月$3000〜4000(約24万~32万円)程度で済みます!

食費は屋台などの地場のお店でなら300~400円で済みます!

また、地下鉄が日本と同様に張り巡らされており、地下鉄は約100円~

タクシーは初乗り約240円~からと自動車がなくても生活できる環境が整っています。

ので、月の生活費は家賃を含めると、30万円前後といったところでしょう!

移住を考えるくらいの年収の方でしたら、決して高い生活費ではありませんね!

治安は日本より良い

それだけ裕福な人たちが住むだけであって、日本より治安が良いです。

日本の犯罪率は784件/人口10万人当たりなのに対し、シンガポールは588件/人口10万人当たりです!

治安が日本より良いとなると、犯罪に巻き込まれる可能性は限りなく低いですね。

蒸し暑いのが難点

赤道付近にシンガポールがあるということで、平均気温約27度と沖縄の平均気温約23度と比べると暑いですね。

singaporeishot

日差しも強いですが、スコールのような亜熱帯特有の激しい雨が起こったりと常夏の国です。

移住した人の声

実際にシンガポールで生活している人のラグジュアリーぶりを見ていきましょう!


シンガポールはプールが併設されたコンドミニアムが多くあります!

入籍して移住した方も多くいらっしゃるそうで、仮想通貨で億り人になってから移住した方も多いんだとか…

治安が良いので、日本の女性が一人で出歩いても大丈夫なのも、シンガポールの魅力です!

ぜひ、シンガポールへの移住を検討してみてください。

ちなみに、移住を検討なんて言われても、まず何から始めればいいのかわからないかと思います。

実は「OWL Hongkong」という企業は、仮想通貨で億り人になった人をはじめ、海外移住をサポートするエキスパート。

日本での手続きから現地の生活まで、幅広いサポートをすべてやってくれるので、海外について全く分からない方でもカンタンに移住できてしまいます!

もし興味があれば是非チェックしてみてくださいね。