リップル(Ripple)の仕組みや特徴を大解説
- 2017/6/16
- 人気のおすすめ通貨
目次
そもそもリップル(ripple)ってどんな仮想通貨なの?
今話題の仮想通貨は世界で2000種類以上あるとも言われています。今回はその中でも時価総額ランキング第3位の「リップル」がどんな仮想通貨なのかを見ていきましょう。
そもそもリップルとは?
リップルというのはアメリカの「Ripple Inc」という会社が取り組んでいる金融商品の送金・決済システムのことをいいます。ですので「リップル」という仮想通貨があるわけではありません。
本来なら「XRP」と呼ばれるべきなのですが、今ではリップルという名前が定着しています。
そんなXRPはもともと仲介用のブリッジ通貨として誕生しました。例えば銀行や証券会社といった金融機関での送金にかかる時間や手数料を抑え、取引をスムーズにするために利用されます。
仲介用の仮想通貨として金融機関から高い注目を集めているXRPは、特に日本の投資家からも高い人気を得ています。
大手銀行や有名海外企業と提携する仮想通貨
リップルはグーグルからの出資や大手メガバンクとの提携により予てより注目されていました。
また最近のリップルはサウジアラビア王国の中央銀行と提携を結びました。そしてその後すぐに、ブラジル・ラテンアメリカで最大手の銀行と提携を発表。
Rippleのユニークな特徴を徹底分析
では次に、数ある仮想通貨の中でもXRPが持つ独自の特徴とはどういったところなのかを見ていきましょう。
ブリッジ通貨
金融商品の送金・決済用の通貨として誕生したリップルは「ブリッジ通貨」とも呼ばれており、円やドルといった法定通貨や仮想通貨同士の送金・両替に利用する通貨の役割を持っています。
例えば「円」を「ドル」に両替、または送金する場合、「送金を行う銀行(円)→日銀→送金コルレス銀行→受け取りコルレス銀行→アメリカの中央銀行→送金先銀行(ドル)」というプロセスを経て行われます。つまり実際に送金したい銀行に届くまで、仲介銀行が4つも入ってしまいます。
これによって海外送金には高い手数料が必要になってしまうのです。一方のブリッジ通貨であるリップルを利用すれば、「円→リップル→ドル」となるので間の仲介銀行が不要となり、コストや時間を大幅に抑えることが出来るのです。
海外の送金や他の通貨への両替をスムーズに行いたい方や手数料を抑えたい方にピッタリだと言えますね。
IOU取引
先ほども触れましたように、もともとリップルは金融機関などで利用する送金・決済システムとして誕生しました。そのため、リップルは通貨やシステムといったあらゆる「価値」として扱うことが可能です。
そんなリップルを取引する際は「IOU取引」という独自の取引システムがあります。IOUというのは「I Own You.(私はあなたに借りがある)」の略をいい、取引所のゲートウェイ(顧客から通貨を引き受け、代わりにRippleネットワークの残高を発行する場所)が発行する借用証書のことをいいます。
ん?よくわからない!という方のためにも簡単に説明しますと、IOU取引でのリップルは「通貨」としてではなく、「借用証書」としての価値を持つようになるのです。つまりリップルユーザー同士であれば、ゲートウェイから発行されたIOU(借用証書)で売買や支払いをすることができます。
イラストのように、リップルネットワーク内であれば同じ価値を持つIOUを使って取引が出来るようになるのです。
特に海外との取引がIOUで行われれば、手数料や送金コストを大幅に抑えることが出来ます。このようにリップルにはIOUという独自の取引方法があるので、リップル同士の取引が非常に便利になりますね。
人気の仮想通貨「リップル」が持つ2つの魅力とは?
ここまでリップルの基本情報や独自のシステム「IOU」について紹介してきました。次に、リップルがどのような魅力を持っているのかについて見ていきましょう。
送金時間が圧倒的に速い
リップルが持つ最大の特徴は圧倒的に速い送金速度になります。
仮にビットコインで送金を行う場合、送金手続きが完了して実際に反映されるまでおよそ10分かかります。それに対しリップルではわずか5秒で送金手続きが完了します。
今後取引量がさらに増加してくることを踏まえると、ビットコインはもっと取引時間が遅延してくることも考えられます。取引や送金をスムーズに行いたい方はリップルがおすすめです。
決済手数料が安い
通常買い物などで決済する際はクレジットカードなどで支払いを行いますが、その際カード会社へ一定の手数料を取られています。
しかしリップルで決済する場合、その決済コストがわずか¥0.001。クレジットカードなどと比べると、ほぼ無料で決済を行うことが出来るのでコストを抑えてスムーズに決済することが出来ますね。
リップルの始め方や購入方法を大公開
では最後にリップルを取り扱っている取引所や購入方法について見ていきましょう。リップルを購入するためには、まずリップルを扱っている取引所に登録する必要があり、現在国内でリップルを扱っている取引所は
・GMOコイン
・ビットバンク
・ビットポイント
・DMMビットコイン
・コインエクスチェンジ
です。そんな中でもFXやクリック証券などを行うGMOインターネットが親会社のGMOコインで口座開設手順を説明していきます!一部上場企業ということで安心できますよね。
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