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次はZaif(ザイフ)か?重大エラーで20億BTCが購入される
- 2018/2/18
- 仮想通貨の最新ニュース
先日17日、テックビューロ社が運営する国内取引所Zaif(ザイフ)で20億枚のBTC(約2020兆円)が購入されたという。
というのも、この時Zaifではエラーが発生しており、一定期間中ビットコインの取引価格が0円になっていたのだ。
つまりユーザーは無料で大量のビットコインを購入できたということになる。
その結果、エラーが解消されるまでの間に20億枚ものBTCが買われてしまったのだ。
Zaifの0円バグで21億BTCコイン(時価総額2246兆円)をGETした麺屋銀次さんが話題。https://t.co/J0kyHyS62C
Zaif側からのアナウンスはまだなし。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年2月18日
エラー中に約21億BTCを手に入れた「麵屋銀次」という方は、自身の取引残高をTwitterで公開。
Zaif側からのアナウンスがまだないが、証拠としてアップしたのだという。
この事件でZaifのシステム管理に関する信用は一気に落ち、多くのユーザーから不安の声があがっている。
Zaifビットコイン2246兆円長者の話がいっぱいツィート流れてる。すごいシステムエラーだね
— 苫米地英人 (@DrTomabechi) 2018年2月18日
ちなみにこの一件で一番問題だとされているのは、現在市場に出回っている発行枚数以上のビットコインが売られたこと。
つまり、存在しないビットコインをZaifが売ってしまっていることになる。ちなみこれは「ノミ行為」と言われている。
ノミ行為は商品取引方第212条でも禁止されているが、税法や法律が整っていない仮想通貨に適応されるかはまだ不明だ。
さらに相対取引でのみ禁止されない場合もあるという。
実際に購入されたBTCをZaifがどう対処していくかにもよるが、コインチェック事件のように一時的に価格が暴落する可能性もある。
ここまでの内容と考察
金融庁からの立入検査が入っているテックビューロ社が運営するZaifが重大なエラーを起こしてしまいました。
なんと0円でビットコインが購入できるようになってしまっていたというのです。そのエラー中に売れたビットコインはなんと20億枚。
2100万枚が総発行数量と決まっているのにも関わらず、既に20億枚が売れてしまったということで問題になっています。
先日コインチェックの一件で、セキュリティを含めシステムの改善に注目が集まっている今、とんでもないタイミングでZaifがエラーを出してしまいましたね。
ビットコインの価格も回復傾向でしたが、zaif側の対応によっては今後価格が大きく下落する可能性もあるそうです。
既にZaifの信用はガタ落ちで、多くのユーザーが安定しているbitFleyrへ流れているそうです。
立て続けに起きている日本の取引所問題。
今後の対応や市場の反応に注目しておきましょう。