リップルが不動産業界に参入?「XRP」と新興企業「Propy」が提携

リップルが不動産業界に参入?「XRP」と新興企業「Propy」が提携

ブロックチェーンの活用は、IT業界だけに留まらない。

先日、時価総額ランキング第3位の仮想通貨「リップル(XRP)」を手掛けるリップル社が、フィンテック系新興企業の「Propy(プロピー)社」と提携し、不動産業界に参入する事を正式に発表した。

Propy社は、イーサリアムに使用されるブロックチェーン技術を基盤とし、世界中の不動産を仮想通貨で売買できるプラットフォームを創出している新進気鋭のベンチャー企業だ。

従来の海外不動産の売買は、ブローカーや国際送金者といった仲介人を必要とし、契約も複雑なため、多くの仲介手数料を取られていたのがネックとなっていた。

そこでPropy社は、不動産の売買に必要な契約をブロックチェーン上で記録し、改ざんできないようにしている。

これにより、これまで必要とされていた仲介人を抜きに、安全かつ確実な契約業務の遂行が可能となったのだ。

リップル社は、そんなPropy社と提携することで、満を持して不動産業界に参入する事ができるようになったというわけだ。

リップル社の担当者によれば、これから彼らが創造するサービスを利用する事で、ユーザーは世界中の不動産を簡単に購入できるようになるという。

通貨としてのリップル独自の特徴・強みを活かしつつ、Propy社が提供する強力な基盤とのシナジーを発揮する事で、不動産業界の覇権掌握に動き始める模様だ。

両社は以下の通り、Twitter上でも前向きな姿勢を示している。

リップル社の不動産参入により、今後業界地図はどのような変遷を辿っていくのか。

激しさを増す仮想通貨市場の動向に、世間の注目が集まる。

原典:「Ripple’s Ecosystem continues to Grow as XRP Partners with Propy and gets Listed on Stock iOS App

ここまでの内容と考察

いよいよリップルで、不動産が買える時代が到来しようとしています。

今回の提携で、リップル・Propy社共に、更なる利便性の向上が見込めるのではないでしょうか。

今後こうした便利なサービスが増え、仮想通貨市場全体の活性化にも繋がれば嬉しい限りですよね。

リップル・Propy社の未来、ひいては仮想通貨市場全体のこれからに期待していきましょう!