タイの中央銀行が独自の仮想通貨「CBDC」を発行か?

タイの中央銀行が独自の仮想通貨発行か?

タイの中央銀行である「タイ銀行」が、独自の仮想通貨発行を検討している事が分かった。

タイ銀行のVeerathai Santiprabhob(ウィラタイ・サンティプラポップ)総裁は、シンガポールで開かれた「野村・インベストメント・フォーラム・アジア(NIFA)」で、中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)を使って、新たな銀行取引のあり方を構築する計画明かした。

今回政府発行の通貨を使用することで、決済にかかる時間と費用が大幅に削減される事を期待している。

また同氏はこのように発言。

「この通貨を使用する事が最重要でないが、技術的な可能性についての研究は進んでいる」

さらに、

「金融機関は、イノベーションのファシリテーターである一方で金融の安定を守る規制官でなくてはならない」

と定義付けた上で、CBDCの使用には慎重な姿勢を見せた。

先日ノルウェー、スウェーデンの中央銀行もCBDCの活用を検討しており、世界的にも独自通貨発行が主流になりつつある。

一方で、ロシアのプーチン大統領がライブQ&Aセッション番組で、

「仮想通貨は国境を超えるものだから、定義的にロシアもその他のどの国も独自仮想通貨を持つことはできない」

と主張し、CDBCに対して否定的な見解を示した。

原典:「Thailand’s Central Bank Eyes Creating Its Own Digital Currency for Interbank Settlements

ここまでの内容と考察

今年に入って国家がブロックチェーン技術を活用した仮想通貨を発行する動きが活発になっています。

ブロックチェーン技術を使用することによって送金時間やコスト削減だけでなく、税金の回収についても優れた効果が期待できるそうです。

一方でプーチン大統領の発言にもあったように、国が発行するということは管理主体が存在するということになり、ビットコインなどをはじめとする仮想通貨とは性質が異なります。

今後従来の仮想通貨とどのような関りを見せていくのかに注目していきましょう!
 


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