SBIホールディングス、仮想通貨取引所「VCTRADE」を本格的に開始

ついに7月17日、日本のフィンテック大手SBIホールディングスの傘下SBIバーチャル・カレンシーズが、仮想通貨取引所「VCTRADE」の新規口座開設の募集を発表した。

仮想通貨取引所「VCTRADE」は3月に公開の延期が発表されて以来、なりを潜めていた。

そしてついに、SBIが厳格なセキュリティに対する規制上の要求に合致したため、数か月の遅れを迎えて公表に至ったというわけだ。

ただし、新規口座の開設には大きく2つ但し書きがある。

・日本に居住する20歳から70歳の個人の口座開設が可能
・法人口座を開設するための申請は現在受け付けていない

つまり、現在の仮想通貨取引所「VCTRADE」は日本在住の個人を顧客の対象としているようだ。

また、仮想通貨取引所「VCTRADE」では今のところ以下の3種類の通貨を取り扱う。

・リップル(XRP)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ビットコイン(BTC)

以前にも取り上げたように、当初は取り扱い通貨がリップル(XRP)のみで、プレリリースとして仮想通貨取引所「VCTRADE」は6月から営業を開始した。

そして、ビットコインキャッシュ(BCH)、ビットコイン(BTC)と取り扱う通貨が増え、現在の3種類の通貨を取り扱うまでに至った。

さらに、SBIの決算会での報告によると、今後イーサリアムの取り扱いも検討しているようだ。

金融庁から認可済みの取引所すべてが、業務改善命令を受けるという混沌とした日本の仮想通貨取引所市場。

そこに、満を持してフィンテックの巨人SBIホールディングスが仮想通貨取引所「VCTRADE」を携えて参入してきた。

国内の仮想通貨取引所の趨勢に注目だ。

原典:「Japan: Major Finance Firm SBI Opens Its Crypto Exchange to Traders

ここまでの内容と考察

SBIホールディングス傘下のSBIバーチャル・カレンシーズが仮想通貨取引所「VCTRADE」の新規口座募集を発表しました。

本文にもあるように、但し書きとして「日本国内在住の20~70歳の口座開設が可能」と「現在は、法人口座の受け付けは行っていない」があります。

また、リップル、ビットコインキャッシュ、ビットコインの3種類の仮想通貨を取り扱いしており、今後はイーサリアムも取り扱う予定があり、取り扱い通貨の更なる増加が期待できます!

セキュリティに重きを置いているということで、現在の日本の取引所の中では、仮想通貨取引所「VCTRADE」は頭一つ抜けていますね。

今後の、仮想通貨取引所「VCTRADE」の行方に注目です。